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教育後援会 > 会員の皆さまへ > 「教務」からのメッセージ

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更新日:2016年5月18日

「教務」からのメッセージ

自ら学ぶ「学修計画」をデザインする

教務課からのメッセージ イメージ画像 ベルタワー

大学の学修と中学校、高校の学習の大きな違いは、大学の学修が「与えられる学び」ではなく「自分から能動的に取り組む学び」として行われている点にあると思います。将来、自分が何になりたいのか、何になるのかということを考え、自分の持っている能力を伸ばしていくこと、目標や目的に向けて自主的に取り組むこと、それが大切なのです。

新入生オリエンテーションにおいて、まず話をするのが「学修計画」についてです。1年生のときに基礎的なことを学修し、2年生ではそれを発展させ、3年生で応用、4年生で集大成を行うことを念頭に学修計画を立てるよう説明しています。

充実した学生生活を送るためには「自分は4年間で何をやりたいのか」「卒業後、何をしたいのか」ということを入学と同時に考えておくべきでしょう。

ただ、入学当初描いていた夢や将来なりたいものは、4年間の学生生活のなかで変わってきます。このことを前提として、本学では半期ごとに単位を修得していくセメスター制を採用しています。これにより、将来の夢やなりたいものを考慮しながら、学ぶべき科目を半期単位で考えることも可能になります。ですから、学生には「将来の夢やなりたいものを実現するための学修計画を半期単位で考えていく」よう指導しています。

真に豊かな社会の実現に貢献できる人材を育成するために

一般常識・多面的な教養と倫理観、専門分野の体系的知識を身につけた真に豊かな社会の実現に貢献できる人材を育成するために、商学部商学科、総合政策学部総合政策学科、サービス産業学部観光学科とサービスマネジメント学科を設置し、以下のような方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成します。

講義棟6階段教室での授業風景 モニタを見る学生イメージ画像 若葉

  1. 学習スキル、基本的リテラシー、国際コミュニケーション能力、一般常識・多面的な教養と倫理観を養うために、全学共通科目として、基礎演習、外国語科目、健康科学科目、教養科目を設置する。
  2. 自己理解、他者理解、業界・業種を含む社会の理解をベースに、社会で求められる能力を理解し、職業観・勤労観と将来の進路に対するしっかりした考え方を養うために、キャリア科目を設置する。 
  3. 専門分野の知識、技能と方法論を学び、学際的思考力、独創的判断力、分析力、幅広い応用力を養うために、学部専門科目を、経済社会の変化に対応して、コース制による弾力的教育体系に編成し設置する。 
  4. 実証分析と理論的思考の訓練を通じて、問題発見能力・問題解決能力・プレゼンテーション能力を身につけるため、少人数ゼミナールとして研究演習を置く。
  5. 個別指導の下で専門的な研究を行い、大学での学修の集大成として卒業論文を作成する卒業研究を置く。
  6. 社会の第一線で活躍する人々による特別講義と、企業・行政機関・地域の教育力を活用するプロジェクト・ベースド・ラーニング科目からなる特別研究を置く。
  7. 勉学意欲と向上心のある学生を対象とし、設定したテーマに「自分で考え、解決策を練り、結論を出す」ことを、教員との討論形式を取り入れ徹底教育する特別セミナーを置く。
  8. しっかりとした予習をベースとする学生参画型授業により、問題発見力、分析力、解決力、構想力を養う。
  9. 社会との接点を保ちながら学び,知識を社会に役立つ政策とスキルに変換できる力を養う実学教育を展開する。 

試験だけでは単位を修得できない:日頃の積み重ね

 

学生は半期24単位まで履修(勉強する科目を学期始めに登録すること)することができ、半期ごとに試験を受け、単位を修得します。

「どの科目を履修するのか」は、学生の目的・関心において各自が選択します。もちろんカリキュラムの中で「卒業するために必ず単位を修得しなければならない科目=必修科目」「この資格を取得するためには、この科目を修得しなければならない」という決め事はあります。ただし、その決め事以外のところでは、学生は目的・関心に応じて、自ら履修する科目を選択しなければなりません。その指針となるのが「シラバス=講義概要」であり、時間割表です。

シラバスは、本学HP上で公開しています。また、自宅のパソコンから履修(Web履修登録システム)することができるようになりました。

履修する科目が決まると、日々授業に出席し、学期末に「定期試験」を受けることになります。「定期試験」は、筆記試験とレポート試験の二種類に大別されます。昔は、あまり授業に出ていなくても最終的に定期試験で良い点を取れば単位を取得できる場合もあったでしょう。

しかし、ここ数年は本学を含め全国的に「定期試験の結果だけで単位を認めるということがほとんどなくなった」と言っていいかと思います。つまり、大学の成績評価は、1回だけの定期試験で評価されるのではなく、例えば授業への貢献度や小テスト等の平常点や中間試験、学期末の定期試験の成績を総合的に評価し、単位を認定しているのです。

ですから、定期試験の得点さえ良ければ単位が取得できるというものではなく、いろいろな段階を経て初めて単位が認定されると思っていただいたらいいかと思います。

自主的な学習の必要性

文部科学省が定める授業科目の単位数は、「1単位の授業科目を『45時間』の学習を必要とする内容」となっています。『45時間』というのは、通常の講義時間+自主的な学習時間を指します。

つまり単位修得のためには、講義に出席し聞いているだけでは不十分であり、自主的な学習である予習・復習を含めた学習が必要となるのです。また、そのような学習への取り組みがなければ、単位の修得が難しくなると考えていただけたらいいかと思います。

また、学則では「授業の3分の1以上を欠席すると定期試験を受けることができない」と定められています。「3分の1まで休めるんですね」という学生がいますが、そうではなくて、欠席することにより授業内容がわからなくなるだろうし、病気等の致し方ない場合以外は、毎回授業に出席するのは当然のことだという話をしております。

成績通知表で学修生活を確認:家庭でのコミュニケーションをはかる

教務課からのメッセージ イメージ画像

学業成績については、学期ごとに『成績通知書』を作成して、前期は9月上旬、後期は3月上旬に学生本人に送付しています。最近は個人情報保護法の関係で、20歳以上の学生から「親のところには成績通知書を送らないでください」と言われますと送付することができないのですが、そうでない限りは、学生本人に送ってから2週間程度後に保護者の方へも成績通知書を送付しています。「次学期の学習計画にぜひ役立てていただきたい」という意味を込めての送付です。

成績通知書にA以上の評価が並んでいるのが望ましいのですが、なかなかそうはいかない場合もあります。この成績通知書表の単位修得状況から「学生がどのような学修生活を送っているか」ということを見ていただき、コミュニケーションをとる際の話題の一つにしていただければと思います。

大学には卒業に必要な単位修得に非常に細かな卒業要件があります。おおまかに言いますと「128単位を修得する」というのが卒業要件の一つです。成績通知書の評価欄を見たときに不足単位が残っていれば、この要件を満たしていないということになります。

また、時として学生は128単位修得できれば良いと考えるのですが、128単位「以上」の修得に取り組むよう指導しています。本学では、ちょうど128単位で卒業する学生の割合が2割、130単位が2割、132単位が2割です。6割の学生が、ぎりぎりの修得単位で卒業しています。「必ず単位修得できる保証がない以上、ある程度余裕をもって履修する」よう指導していますが、実態はお話したとおりです。

これに加え、学部や学科、コース、科目区分ごとに、必ず修得しなければならない必要最低単位数が細かく定められています。

このため128単位以上の単位修得数があっても、定められた区分ごとの必要最低単位数に1単位でも不足がある場合は卒業ができないことになりますので、十分注意してください。

修得単位の目安:3年生終了時点で90単位以上を目指す

半期18単位以上、年間36単位以上というのが、私たちが学生ガイダンスで指導する目安です。この通りだと、3年生終了時点で108単位が修得できます。4年生開始時点で90単位以上修得していれば、就職活動をするときに「卒業見込証明書」を発行することができます。もちろん、履修登録できる24単位全部を修得するにこしたことはありませんが、一つの目安として半期に18単位以上修得できていれば、3年生後期からの就職活動もじっくりできるというわけです。
※ 卒業研究を履修していない学生については、96単位以上修得していないと交付されません。)

それから、本学には「早期卒業」という制度があります。これは定められた成績基準をクリアし、かつ、学生本人が早期卒業を希望する場合に3年、あるいは3年半で卒業できるという制度です。修得単位の75%以上が評価A以上でなければならない等の厳しい条件はありますが、毎年3~4名の学生がこの早期卒業制度を利用して卒業しています。

学生授業風景学生授業風景オープンキャンパス当日の様子

さまざまなプログラム:やる気にあふれる学生をさらに伸ばす

教務課からのメッセージ イメージ画像

大学の学修に慣れるための導入教育的なカリキュラムとして1年生のときに「基礎演習」を行います。また、いわゆるゼミナールと言われる「研究演習」を2年生の後期から4年生にかけて2年半行います。

その他にも「特別クラス」と「英語特別選抜クラス」というものがあります。

特別クラスは、商学部と総合政策学部で導入されています。これは2年生よりゼミナール形式で行う学習意欲の高い学生を対象とした少人数教育プログラムです。

英語特別選抜クラスは、「英語が得意で将来英語を使った職業に就きたい」と思っている学生を対象に設けられたプログラムで、1年生後期から実施します。このように優れた能力をさらに伸ばしていくための少人数で行う特色あるプログラムを用意しています。

その他にもさまざまな学習機会を設けています。例えば、神戸学園都市駅前にある「UNITY」という共同利用施設にて、多くの学生が学園都市5大学1高専が連携して開講している「単位互換講座」を受講しています。

また、定められた資格をとれば単位を認定する「資格取得による単位認定制度」があります。資格をとるための支援講座を行っているほか、ゼミナール、あるいはサークルによる勉強会も実施されています。こういったさまざまな学ぶ機会を通じて、充実した学生生活を送ってもらえればと思います。

学生生活で困ったときは、教員・職員に相談を

密にコミュニケーションが取れているというご家庭もあれば、下宿をしていて離れていると、なかなかコミュニケーションをとりにくいご家庭もあろうかと思います。

何か学生生活で困ったときは友人との情報交換や、教員に質問、相談するという機会をフルに活用してもらえればと思います。教員と話す機会を持てなければ、職員に質問・相談をしていただいたらいいかと思います。

専任の教員については、「オフィスアワー」といった形で質問・相談する機会を設けておりますので、わからないことをわからないままにするのではなくて、ぜひ、教職員に質問・相談してください。

また、本学ではお子様の学修(履修・授業・単位・卒業など)について定期的に「学修相談会」を設けてご相談をお受けしておりますので、安心して相談にお越しください。

以上を踏まえて、学生生活全体をサポートするために、保護者の方と大学が共に学生の育成に取り組んでいけたらと思います。

 

流通科学大学キャラクター「りゅうか」