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ホーム > Ryuka News > 2017年3月 > 2016年度卒業式 中内学長式辞

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更新日:2017年3月23日

2016年度卒業式 中内潤学長式辞

2016年度卒業式 中内学長式辞

本日、卒業式を迎えた皆さん、ご卒業おめでとうございます。

今、皆さんの胸中には、在学中の数年間にわたる思い出が去来しておられることだろうと拝察いたします。これまでには、楽しかったことばかりでなく、苦しかったこともたくさんあったことでしょう。それらを乗り越え、本日、卒業を迎えられましたことに対し、心よりお祝い申し上げます。

また、この晴れの日を心待ちにして来られた御家族の皆さまにも心からお祝いを申し上げますとともに、皆さまの御支援に感謝と敬意を表します。

本年より卒業生の皆さまのお一人お一人のお名前を呼び上げることにいたしました。

それは

・お一人お一人が卒業、そして社会人としての自覚を持っていただきたい。
・誰のための卒業式か、卒業生が主役である「卒業式」としたい    という思いからです。

今、イギリスのEU離脱、またトランプ氏の大統領就任等々、全く予想のつかない世の中になってきています。

また少し前までは考えもつかなかった技術革新や情報社会等々、例えばスマ-トフォンの出現やSNSによる情報収集・拡散など、10年後どころか3年後さえ予想できないほど世の中は急激に変化してきています。

そういう世の中を生き抜いていくために重要なこと、それは時代の変化に変わりのない人としてのベ-スをしっかり持つことだと思います。「不易」と「流行」。いつまでも変わらないことと、時代/\に応じて変化すること。このいつまでも変わらない「不易」をしっかり持っておくことだと思います。

人間としての「不易」、それは人として恥ずかしくないしつけ・ル-ルマナ-順守・礼儀や言葉使い等を身につけ、そして本校の校是でもある「ネアカ のびのび へこたれず」の精神、明るく元気でどこにでても物怖じすることなく、誰とでもしっかり言葉を交わすことができ、逆境でもたくましく生きていける人材となっていくことだと思います。

皆さま方はこれまでの学生生活においてクラブやサ-クル活動、ゼミ活動等を通じ、その基礎は既にお持ちだと確信しております。今後は更に磨きをかけ、大きく羽ばたいてくれるものと期待しております。 

さて、これから皆さんは社会人となるわけですが、今までの学生生活とは全く異なる社会に出ることに不安があると思います。

社会へ出ると学校の勉強とは異なり「答え」「正解」というものがありません。問題解決や成長に関して、ビジネス界での成功への近道・ハッキリとした道筋はないのです。自分で情報を掴み、自分で行動を決定していかなければなりません。

たとえ失敗してもその経験は決して無駄なことではなく、何かが必ず身についていくものです。失敗することを恐れず、あきらめないで挑戦を続けていってください。

上手くやろうと思うと失敗するものです。仕事は「誠意」、上手くやるのではなく、一生懸命やることが大事です。

また仕事は自分自身の姿勢や考え方次第で、嫌になったり、好きになったり、また楽しくすることもできるものです。

そのためには先ずは将来の夢を持つこと。そしてその夢に向かって努力し続けること。
あきらめれば夢に終わってしまいます。仕事に良し悪し、役に立たない仕事はありません。どんな仕事でも身につけば絶対に将来の糧となるものです。

次に不安に思われていることは 人間関係ではないでしょうか。しかし人間関係は最初からあるものではなく、自分自身で作っていくことが重要なのです。

まずは 「ナンバーワン・オンリーワン」になろうというものをぜひ見つけてください。とてつもない大きなことを構える必要はありません。身近なことで「朝いちばんに会社行こう」「いちばん最初に挨拶をしよう」というもので良いのです。会社の中で「あいついつも朝いちばんに来ているな」「いちばんに挨拶しているな」となり、皆さま個人個人がナンバーワンになるのです。そういうものを1つ1つ自分で作っていくことで会社の中で認められるようになってきます。

それが人間関係を作っていくのです。そして仲間ができ、その仲間と仕事をし、認められるとさらに責任のある仕事が与えられ、自分自身が成長する。この繰り返しが社会です。

本学はビジネスパ-ソンを育てることを目的に設立されたとした大学です。年間100を超える企業・団体の方々に大学へお越しいただき、世の中の最先端を学ぶ授業があります。本学の卒業生であれば 卒業後もこの授業を聴講していただくことが可能ですので、卒業後も ご自身の今後の成長のためにぜひともご活用ください。

また卒業後、社会での経験を母校の後輩の教育に協力いただけると幸いです。

1年生を対象とした「卒業生との交流」で、社会に出て得た経験を後輩たちに話していただきたいと思っています。またご自身が所属していたゼミの後輩たちへの就職指導にもぜひ協力いただきたと思っています。「時間」と「知恵」の寄付をお願いいたします。

 

これから皆さんはさまざまな壁に当たることでしょう。今まで以上に悩んだり、滅入ることも多いかと思います。

しかし思い出してみてください。自身が小学校だった頃。また中学生だった頃、いろいろな壁にぶち当たり色々悩んだりしたこと。今から考えると「なんて小さなこと」「くだらないこと」で悩んでいたかを。
人生の壁は自分の背の高さに応じて現れるものです。小さいころ高くて飛び越えられそうにない壁でも身長が伸び大きくなるとひょいと飛び越えられるものです。人生の壁も同じ。自分自身が成長すれば簡単に乗り越えられるものなのです。悩んだりすることがあれば自分自身が成長すれば良いと発想を切り替えればよいのです。それでもだめなら、大学に我々がいます。教職員のところにいつでも相談に来てください。 我々はいつでも皆さんを受け入れる準備はできています。

最後に皆さま方へのお願いです。

これから新たな道へ歩んでいけるのは、これまでの皆さんの努力によることはもちろんですが、保護者の方々をはじめ、諸先生方、学友たちといった多くの方々の温かい愛情と限りないお力添えのお陰だということをどうか忘れないでいただきたいと思います。この式典が終わりましたらまず初めに、今までお世話になったご親族の方々に「今までありがとうございました。無事卒業しました」とお礼を言ってください。社会人として最も大切なことが感謝の気持ちを持つことです。それを卒業と同時に社会人になる一歩目としておこなっていただきたく思います。

卒業後、社会人としてますます成長し、ご活躍されることを祈念し、式辞とさせていただきます。

2017年3月23日
流通科学大学 学長 中内潤

 

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