清水 信年 商学部経営学科
教授

Professor Introduction

我々皆が社会の発展に寄与する

研究テーマ:「ユーザー・イノベーション」

Q.研究テーマについて教えてください

「ユーザー・イノベーション」

概要:「ユーザー・イノベーション」と呼ばれる研究分野が、私の大学院生時代からの研究テーマです。我々が暮らす社会では、新しい魅力的な商品やビジネスの仕組みが次々と登場し利便性の向上が進んでいます(これをイノベーションと呼びます)が、高度な技術力を持った企業や研究所だけがそうした新しいものを生み出すのではなく、実は商品やサービスを使う側(ユーザー)である我々一般の消費者が、そうしたイノベーションを生み出す重要な役割を果たしているということが、近年の研究によって明らかになってきました。

理由:インターネットが普及し、企業と消費者とのコミュニケーションがとても容易に行われるようになって、ユーザー・イノベーションの重要性がますます増していると考えられています。こうした民主的なイノベーション、つまり「我々皆が社会の発展に寄与する」という現象にとても興味を持ち、自身の研究テーマとしました。

Q.大学教員としていちばん印象に残っていることはなんですか

流通科学大学にやってきて初めて担当した研究演習(ゼミ)で、他大学のマーケティングゼミとの対抗ゼミに参加させてもらいました。テーマは、ある日用雑貨品メーカーのマーケティング部長に対して学生が企画した新商品についてのプレゼンテーションを行なうというものでした。
競った相手はいずれも、入試の際の偏差値で言えば流通科学大学よりも高い三つの大学のゼミでしたが、私のゼミ一期生として参加してくれた学生たちは非常にまじめかつやる気のあるメンバーばかりで、見事にそのマーケティング部長から最も高い評価をいただくという結果を勝ちとりました。まさに流通やマーケティングを徹底的に学ぶ本学の学生の面目躍如ですね。
この出来事で、学生が成長したという実感はもちろんですが、私自身も大学教員として過ごしていくための大事なことを学ばされたように思っています。

Q.学生に望むことはなんですか

学生の皆さんにとって「先生」と言えば「専門的な知識を教えてくれる存在」、別の言い方をすれば「その教えた知識についてのテストを課して成績をつける人」だと思っている方が多いと思います。たしかにそうした側面もありますが、大学において学生は、教員から一方的に情報や知識を享受するだけでなく、教員と学生とが一緒になって世の中の課題に対する問題解決のための研究に挑戦していく、という関係性も持っています。その意味で、物事を色々教わるだけでなく、自ら新しい知識を創っていくのだという意識を持って大学での四年間を過ごしてもらえることができれば素晴らしいなと思っています。

Q.学生時代、先生の夢は何でしたか。それはかないましたか

夢というような大げさなものではないですが、マーケティングについての知識や議論の面白さに出会った大学三年生の時に思い描いた「大学教員」という職業に、実際に就くことができたのは幸せだと思っています。

About a Professor

趣味

写真撮影、旅行、ドラム・パーカッション

最近のマイブーム

NHKの朝の連ドラが終わったあと有働アナの表情をうかがうこと

「最後の晩餐」に食べたいもの

すき焼き

大晦日に見る番組

テレビ東京「東急ジルベスターコンサート」のカウントダウン

ペットにするならどんな動物?

犬と仲良く過ごせる猫