後藤 こず恵 商学部 マーケティング学科
准教授

Professor Introduction

心に届くコミュニケーションの探求

研究テーマ:「ブランドについて」

Q.研究テーマについて教えてください

「ブランドについて」

ブランドについて研究しています。同じような製品やサービスなのに、消費者から愛さているものとそうでもないものがあるのはどうしてでしょうか。日本の製品やサービスの多くは高い品質を実現しているのにもかかわらず、その良さが十分理解されていないものがたくさんあると感じています。大学時代にカナダに留学した際に、たくさんの魅力的なブランドに出会いました。コーヒーショップ、飲料、デパートに球団や博物館、大学まで。それらはインパクトがあり、好感が持て、ユニークな特徴をわかりやすく伝えていました。ロゴマークやキャッチフレーズからTVCM、ポスター、特別なイベントまで。人々の心に届くコミュニケーションとはどのようなものか、そのころから探求し続けています。

Q.大学教員としていちばん印象に残っていることはなんですか

初めて企業杯で総合優勝した時のことです。女子4名+私のチームで阪急阪神ホテルズに対して新しいアメニティグッズの企画提案をしました。学生と一緒に半年間議論を重ね、試作品を作り、プレゼンの時に披露する寸劇なども一緒に考えたことは今でもよく覚えています。総合優勝のチームとして名前が呼ばれた時には学生たちは涙をこらえきれない様子でした。卒業式でもそのことについて親御さんと話す機会があり、試作品づくりでは大変な苦労をしていたということでした。最後までやり遂げる学生をサポートできたことを大変うれしく思いました。このような経験が様々な場面で活かされ、自分に任された仕事を最後まで諦めずにやり遂げる人として生きて行ってもらえるといいなと思います。

Q.学生に望むことはなんですか

自分の頭で考えることです。何か困難なことに直面した時、ともすれば、人はどこかに正解があるのではないか、それを知らないから自分は困っているのではないかと考えがちです。しかし、一般的に言われていることを個別の状況に当てはめることは難しいことも多くあります。教科書に書かれていること、常識的に言われていること、身近な人が言っていることを鵜呑みにせず、自分の頭で考えて最適な解決方法を導き出すことが大切だと考えます。そのような試行錯誤をしていく中で、自分らしい社会との向き合い方が見えてくるのではないでしょうか。集団よりも個人が尊重されつつある時代に、あなたらしさとは何なのか、改めて立ち止まって考える場を大学は提供してくれていると思います。

Q.学生時代、先生の夢は何でしたか。それはかないましたか

はい!
大学3年生の時にカナダの大学に1年間留学しました。そこでは留学生のためのセンターがあり、その当時新聞記者を志望していた私はボランティアで記事を書いていました。世の中には多くの人が知るべき重要な情報がたくさんあるという信念の元、様々なテーマで記事を書きました。そこで気が付いたのは、情報を伝えるだけではなく、その価値ある情報を自ら作り出す人になりたいということでした。つまり、社会に貢献できる知識を創造する人=研究者になろうと思いました。進路を決めてからは、自分の最も興味のある分野の研究者を目指して研究に打ち込みました。研究者になるという夢を応援してくれた両親に感謝しています。

Q.ずっと働き続けたいと考える女性が増えています。働く女子の先輩として、女子学生にメッセージをお送りください。

最近は共働きの世帯が多くなり、家事や育児を女性が一人で担うことが難しい家庭も増えていると思います。私自身も、出勤の前に炊事、洗濯、子供の世話、帰宅後に子供の宿題のチェック、食事の後片付け、入浴の世話・・・と毎日お手玉を回すように色々なことをやっています。メモに書いていないと絶対に何か忘れます!これに加えて地域の自治会の活動や子供の習い事もありますので、一日のんびりした日は一体いつだったっけな?という感じです。ただし、すべての活動を自分一人でやっているかというとそうではありません。旦那さんを始め、両親やご近所さん、お世話になっている習い事や塾の先生等たくさんの人に支えられています。大事なことは、協力してくれる人に対して常に感謝するということ。そして、自分が出来る時に出来るだけの協力を申し出るということです。決して一人ではないんだということを忘れないでください。

About a Professor

座右の銘

千里の道も一歩から

趣味

クラシック、ジャズの鑑賞、フルートの演奏

尊敬する人

清少納言

お気に入りの場所

JRの快速電車の二人席

「最後の晩餐」に食べたいもの

家族の手料理なら何でも

ペットにするならどんな動物?

豆柴