流通科学大学

PROJECT STORY FRONT LINE


仁井まつり

夏祭りの開催

Nプロジェクト

神戸の学園都市からバスに乗ると30分で、段々畑が続く手つかずの自然が広がる淡路市仁井地区に到着する。
過疎化・高齢化が進む仁井地区の地域活性化のため、廃校となった小学校を舞台として、2017年3月に流通科学大学人間社会学部の5つのゼミが協同して活動する「Nプロジェクト」が始動した。
流通科学大学の学生たちが中心になって、地元連合会と今年度から廃校を活用して開校した日本グローバルアカデミーのアジア留学生と一緒に夏のイベントを開催した。

淡路市仁井地区世帯数と人口 231戸 598人
参加人数 [内訳]
一般ご来場者 182人
淡路市長、観光協会 3人
JPGA関係者 30人
流通科学大学関係者 学生39名+教員5名
構成教員 人間社会学部
濱田恵三教授、栗原正憲教授、池田曜子准教授
中山一郎准教授、前田至剛准教授

仁井地区

初めて訪問した仁井地区。小学校のレトロな設備や想いの詰まった体育館、あふれるばかりの自然に圧倒される。 活動のフィールドをより深く知るよう周辺地区をぐるりと歩く。
ニュータウン育ちの学生も多く、見るものすべてが新鮮。 カマキリの子どもに歓声あがる。日本語学校の学生数名とも交流しました。

祭り開催へ会議を重ねる

学生だけ、また先生方も交えた合同会議を重ねて、8/19の祭り開催へと企画を進める。 LINEで連絡を取り合い、さまざまな情報が飛び交う。

準備段階

初めてイベント運営に携わる学生も多く何から手をつけていいのか、戸惑いもしましたが、自分たちで何が地域活性化に繋がるか、どうすればみなさんが楽しんでくれるかなどを考え試行錯誤しながら企画を進めました。
地元の宿泊施設などに何度も足を運び、浴衣などをレンタルできないか、聞いて回ったり、自分たちで看板づくりなどを行いました。

食の異文化体験

夏休み期間に集まり、仁井地区のみなさん、日本グローバルアカデミーの生徒さんと共に看板やポスター、うちわなど製作、
仁井地区社会福祉協議会、淡路島観光協会などのご協力洲本温泉の有名旅館からは浴衣を提供していただき留学生の着付けも体験。 また舞台、レクリエーション、食の異文化体験を通じて、地域の人々と交流を深める。

ノウハウを学ぶ

イベント開催を通じて、企画運営力・チームワークや情報発信まで異文化交流を図るためのノウハウをたくさん学んだ。

反省会 ゼミでの総括意見まとめ

良かった点
  • 役割分担ができていた。(リーダー)
  • イレギュラーでも話合って柔軟に対応できていた。
  • 浴衣は留学生に人気で当日希望も多くて良いアイデアだった。
反省点
  • リーダー任せになってしまい、もっと役割を担ってあげればよかった。
  • ゼミ全体への情報伝達が不十分だった。
  • 合同PT会議と一般ゼミ生との情報差があった。
  • もっともっと、地元、留学生とのコミュニケーションの環境を作れれば。
学んだこと
  • 祭りを1から作り上げる機会はない。すごいことを経験した。
  • 人を笑顔にすることは素晴らしいな。
  • 大イベント、ひとりではできない、チームワークの大切さ。
  • 地元の企業に名産品の協賛交渉(アポなし)でご協力頂いた経験。

INTERVIEWS流通科学大学 人間社会学部 観光学科 特任教授 栗原正憲

実施の感想

学生たちが企画運営して淡路島で開催された「こんないいとこ!仁井まつり」は、予想を超える259人の来場者を数え、また淡路市門市長や淡路島観光協会横澤事務局長にも駆けつけて頂き大盛況の夏祭りとなりました。当日は真夏の日差しがまぶしく、淡路市仁井地区は、暑くそして熱く賑やかな雰囲気に包まれ、笑顔の輪が広がりました。地元のおばあちゃんの「若い人たちと話ができて嬉しい。」という言葉が心に残り、私たちも開催できた喜びを実感しました。 5つのゼミが協同する初めての試みで、学生全員の情報共有や相互連携などいくつかの課題が明確になってきました。この活動は、再び冬にも展開されることから、今回見つかった課題を克服するチャンスが冬にもやってきます。しっかりと学習効果を発揮して、課題を克服しながら継続して仁井地区のいきいきとしたまちづくりに貢献していきたいと思います。

今後の展望

冬のイベントに向けて準備・活動中です。第二弾、第三弾と回数を重ねるごとにパワーアップして地域の方々や参加してくださる皆さんが楽しんでいただけるようにしていきます。