﹇事業承継する先輩﹈ 小さな挑戦が世界を広げる 2011年2014年2015年2023年※インタビューの内容は在学当時のものです。спсф ррп2014年3月卒業愛媛県立今治北高等学校出身株式会社プラーナル営業第一課 課長 金川 廉さんオリジナルタオルブランド「SOU」。四国の風景や風土だからこそ生まれた空気の《層》という意味があります。高校生へのメッセージ大学卒業後、叔父が代表を務めるタオル問屋に入社。現在は主に営業と、国内外の工場で生産管理を担当しています。自社ブランドタオルの製造販売にも注力していて、仕事が今とても楽しいです。初めて出会うタイプの人や新しい世界。乗り気でなくても関わってみることで、視野が大きく広がります。ぜひいろんなことに挑戦してください。2009年創業の株式会社プラーナル。自社工場併設のオフィスで、約20人の社員が働いています。中内ゼミで、小売店への訪問や海外への流通調査を経験。神戸という土地に憧れていたこと、ダイエー創業者である中内さんが創設した大学だということで興味を持ち、流科大に入学。中内ゼミに入り、小売店を訪問してお話を伺ったり、ベトナムに10日間滞在して流通調査を行ったりした経験は、今の仕事にとても生きていると感じます。叔父が営む地元・愛媛のタオル問屋に入社。まずはタオルの勉強から。就職活動もしていましたが、もともとものづくりに興味があったこと、中内ゼミで流通にも興味を持つようになったことから、地元で叔父が経営するタオル問屋に入社することにしました。タオル製造は愛媛県今治市の地場産業であるとはいえ、知識は素人レベル。初めの1年は、午前中に今治市の職業訓練校でタオルについてみっちり学び、午後は見習い仕事をするという毎日でした。2年目からは営業、3年目から海外工場への発注、生産管理も担当。ちょうど2年目に入ったころから営業の仕事を任せてもらいました。タオルの素材や仕様などのご提案をし、ご注文をいただいて、協力工場に発注。最終工程は自社工場で仕上げるスタイルが評判を呼び、会社の規模も大きくなっていきました。3年目からはベトナムや中国の協力会社への発注を開始。全体の生産管理も私が担当しています。自分たちの本当に好きなタオルを自社ブランドとして展開。自社が持つ企画提案力を生かし、現在は自社ブランドのタオルにも力を入れています。卸業ではなくECサイトで直接お客さまに販売していくスタイルは、会社としては新しい試みであり、私もワクワクしています。いとこである社長の息子も流科大に興味を持ち、2024年から流科大生に。卒業後は一緒にこの会社を盛り上げていきたいです。
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