9月10日（火）、本学の学生11名が、企業見学ツアーで（株）トーホーを訪問しました。（株）トーホーは、神戸市の六甲アイランド内に本社を置き、全国で外食産業向けの業務用食品卸売、兵庫県で食品スーパーを展開。業務用食品卸売では、国内トップシェアの会社です。

会社の理念や各事業についての説明が行われた後、実際の業務用食品卸売事業の営業社員の1日を紹介したMovieを鑑賞。リアルな仕事風景に、学生たちは真剣に見入っていました。
説明会の後は、営業の方々が日々行われている『提案型営業』を体験するため、2グループに分かれてのグループワーク。相手がどんな悩みを抱えているのかを知り、それを解消するための提案を考えていきます。

それぞれ会社名を決めたら、別室にいる料理長（役の人事担当者）に、今抱えている悩みや課題のヒアリングに行き、それを受けておすすめできる商品や新メニューなどを企画。そして再度、料理長に提案・交渉へ。商品の特徴や利点、新メニューを考案した経緯などを、緊張しながらも、真剣に、一生懸命説明する学生たち。

最後は、それぞれのグループが自分たちの提案をまとめ、全員の前で発表。料理長役として対応してくださった人事担当の方々からは総評として、「相手の要望をくみ取ったメニューの提案がしっかりできていて驚いた」「いきなり本題に入るのではなく、他愛ない会話でコミュニケーションを取っていたのが素晴らしかった」などお褒めの言葉をいただきました。

その後は全員で業務用食材倉庫へ移動。さまざまなメーカーから自社ブランドまで、多種多様な業務用食材が徹底した商品管理のもと格納されおり、商品の大きさや冷蔵庫の想像以上の寒さにみんなビックリ！ 初めての体験を楽しんでいました。

今回の企業見学では、自分の目で見て、自分自身で体感する場を多く持っていただき、（株）トーホーの仕事や魅力をよりリアルに感じることができました。また、今後につながる大きな学びや気づきを得た有意義な時間となったのではないでしょうか。
緊張しながらも、一様に「楽しかった」と話していたのが印象的な企業見学となりました。