流科大独自の方針『夢の種プロジェクト』

流科大独自の方針『夢の種プロジェクト』

『夢の種プロジェクト』

それは『夢の種』を『探す』『育てる』『咲かせる』の3つの項目から構成されています。

これらは教員から与えられるものではなく、学生個々人が自分で『探す』『育てる』『咲かせる』という、[自主・自立]を基本としています。
すなわち、この『夢の種プロジェクト』は、学生自身が自分で自分の“夢”を『探し 育て 咲かせる』こと。教職員は、あくまでこれを“サポートする”支援係です。

まずは『探す』

流通科学大学は、商学部・経済学部・人間社会学部の3学部7学科で構成されていますが、入学してくる学生たちの多くが、明確な目的を持っていないことに危機感を持っておりました。

たとえば、弁護士を目指すなら法学部、医者なら医学部、建築技師なら工学部など、目的が明確になる学部があります。

しかしながら、流通科学大学のような文科系、特に商学部や経済学部、人間社会学部の学生たちに「将来は何になりたいか?」と問いかけても、ほとんどの学生が答えられないのが現状です。
とりあえず大学進学、卒業後、なんとなく就職できれば良いといった感覚です。

そうではなく、自分が何になりたいのか、将来設計をきちんと考えてから学んでほしい。

たとえば、中学・高校で英語を勉強してきていても、ほとんどの学生は実用まで至りません。高校の試験、また大学入学試験に通ればいい、という勉強の仕方だからです。
そこで、本当に英語に興味がある学生には、早い段階で短期でも留学経験をさせてみる。そこで、「これからは絶対に英語だ」と思った学生に、帰国後英語を教えると、吸収力が全く違います。
このように、入学したら様々なところへ行き、色々な話を聞き、自分が本当にやりたいこと、なりたいものが何か、を真剣に考える。

他にも、ショッピングセンターなどへ行き、自由な視点で見渡してみる。そこで、自分が何に興味を持ったのか、何を知りたいと思ったのか、を考える。
その中で同じ興味を持った仲間がチームとして集まり、話し合い、レポート的なものでまとめていく。その中でも見方が異なり、また新しい目を持つ。

そうやって、最初の半年間で色々な見聞をし、興味のある分野・事柄を探し、次の半年間でその興味が本当に確かなものかどうかを見極める。そして2年生になる時、見つけた自分の夢を実現するため、学部や学科を自由に新たに選択する。
このように、人間社会学部観光学科で入学しても、後にマーケティング学科に転学部・転学科するなど、見つけた夢を実現するため、転学部・転学科が自由にできるようにしました。

見つけた自分の夢の実現のためには大学時代に何をしなければならないか、勉学のみならずアルバイトやクラブなど一般学生生活としても。それで作成されたのが『なりたい自分ガイド』です。
これを基に1年後期には個々人が確認し、夢に向かって歩き始めます。

次に『育てる』です。

上述のように、今の学生の大半は将来の夢や目的を持たず大学に来ている状態です。
そこでの大学の授業は、卒業単位を取るためだけのもの、また就職に有利になるためのものでしかないように感じられます。大学自体が就職予備校のような感さえあります。
また、高校時代の延長線上の考えで、物事には正解があると思い、それに至るプロセスを考えない傾向があります。

流通科学大学は、その設立当時からビジネスパーソンを育てることを目的としています。

ビジネスの世界には正解というものはありません。問題解決や成長に関して、ビジネス界での成功への近道・ハッキリとした道筋はないのです。重要なのはそこに至るまでのプロセス、説得力や納得性、そして仲間・チームワークだと考えます。
そこで流通科学大学では今までの『教える』『覚える』といった[知識教授型]授業ではなく、[考える学習型]授業に全ての授業を変革していきます。

ビジネスの社会で重要なのは、『理論』ではなく『論理性』です。
それを踏まえ、『知識重点型』から『知識を知恵に変換できる』人材の育成に焦点をあて、創設時より訴求し実施してきた『実学』アクティブラーニングを重視した授業内容に、大変革をしていきます。

また、単に一般に言われる授業のみならず、ビジネスパーソンとしての人間力も育てます。
流通科学大学の校是でもある『ネアカ・のびのび・へこたれず』が実践できる人物になれるように、様々なアクティブラーニングを準備しています。
そのキーとなるのがクラブ・サークルです。そこでの活動を通じ、ビジネスパーソンとして恥ずかしくない躾・ルールマナー順守・礼儀や言葉遣い等を身につけ、どこに出ても物怖じすることなく、誰とでもしっかり言葉を交わすことができ、逆境でもたくましく生きていける人材を育てます。

とは言っても、一般的に『基礎能力』が不足している学生がいることも事実です。
そこで流通科学大学では、ビジネスパーソンの基礎能力を下記のように設定し、最低限身につけるよう喚起しています。

  • 新聞が読め理解できる
  • パソコンが基本的にできる
    基本 入力速度がある程度早い、保存、ファイル・フォルダの管理ができる、圧縮・解凍ができる
    ワード 書式設定、表の挿入、画像の挿入、既存文書の修正、差し込み印刷、ハガキの作成
    エクセル 表の作成、印刷設定、式の修正、簡単な企画書作成、セル・シートの設定、関数
    パワーポイント 提示された企画書の作成、スライドショーの実行
    メール 添付、CC/BCC使い分け
  • 人とコミュニケーションが取れる(対人対応能力)

最後に『咲かせる』です。

今現在の大学は、キャリア教育=就職活動支援の形で内定率アップを目的とした行動が採られ、就職が大学の最終点であるというのが実情です。

このままでは、大学はそれこそ就職予備校になってしまいます。

最高学府と言われる大学。学業を終えて、最終目的が、如何に世間的に言われているいい会社に入るかが「咲かせる」ことだと勘違いされています。大学は、将来に花咲かせるための1ステップでしかないのです。40歳・50歳、いやそれ以上の歳になった時、如何に人生を咲かせているかが重要なのです。それは、単に仕事の上だけでなく、生活、人生そのものを咲かせる。流通科学大学で培った「知識を知恵に変える力」「Human Network」そして「ネアカ のびのび へこたれず」の精神で、人生を咲かせていく。その実現のため、大学は、入学時から人格形成・職業観醸成のための「キャリア教育」を実施することにしました。本来、『人格形成』『職業観醸成』と『就職活動』とは異なるべきです。

そこで、考え方を抜本的に見直し、『キャリア教育』=『人格形成・職業観醸成』で、就職活動とは異なるものだと定義し、入学時から人格形成・職業観醸成のための『キャリア教育』を実施することにしました。

社会人(ビジネスパ-ソン)として、また一人の人間として、将来花を咲かせるため、1年生から「なりたい自分発見カリキュラム」として、社会に貢献する・働く意義・仲間の重要性などを学びます。

当然、あなたの夢の実現の第一歩、就職活動に関しましても、全力でサポートします。今までは、就職活動支援は就職部といった、大学の一部署の活動にしか過ぎませんでしたが、これも考え方を抜本的に見直しすることに致しました。

キ-は、普段学生に一番接触しているゼミ・クラブ活動の教員が、その担当生徒を指導・支援していくという形です。

普段から、学生に接しているゼミの担当教員、またクラブの監督・コ-チこそが、一番個々の学生のことを知っていて、また学生も一番相談しやすい相手だと思います。

それ故、今後は、企業との繋がりを作り、その関係を強化していくのは就職部、そしてその情報から、適していると思われる学生に相談・指導・支援していくのが教員とします。

同時に、就職活動・社会人としての先輩、特にゼミやクラブでの繋がりのある先輩からのアドバイスも頂き、就職活動を支援していきます。

夢の種プロジェクト!なりたい自分を実現させるための4年間がある!

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