「三つのポリシー」策定の基本方針
最終更新日:2020年8月18日
公開日:2020年6月8日
流通科学大学 (以下「本学」という。) は、学部及び大学院において、卒業認定・学位授与の方針(以下「ディプロマ・ポリシー」という。)、教育課程編成・実施の方針(以下「カリキュラム・ポリシー」という。)及び入学者受入れの方針(以下「アドミッション・ポリシー」という。)の3方針 (以下「三つのポリシー」という。) を策定するための全学的な基本方針を次のように定める。
1.三つのポリシーの位置づけと相互の関係
- ディプロマ・ポリシーは、本学の教育の目標に基づき、どのような資質・能力を身につけた者に卒業を認定し、学位を授与するのかについての基本方針を定める。
- カリキュラム・ポリシーは、ディプロマ・ポリシーに定められた資質・能力を学生が身につけることができるよう、どのように教育課程(カリキュラム) を編成し、実施するかについての基本方針を定める。
- アドミッション・ポリシーは、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、本学の教育の目標の実現に向けて、どのような人をどのようにして入学者として受入れるかについての基本方針を定める。
- これら三つのポリシーは、一体のものとして、本学の教育の目標の実現に向け、学生の入学から卒業までの一貫した教育活動を実施するための基本的な指針となる。
2.策定単位
1.学部
- 学部の三つのポリシーは、学部を問わず本学の学生に共通するものと学部・学科の特徴に応じて定めるものとによって構成する。
- 本学の学部・学科には、学生が目指す将来の目標に応じた複数のコースが置かれている。これに対応して、学部・学科のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーは、コースごとに定める。
- アドミッション・ポリシーは、学生の募集単位に応じて学科ごとに定める。
2.大学院
- 大学院の三つのポリシーは、学位に応じて、修士課程及び博士後期課程について、それぞれ定める。
3.三つのポリシーの運用
- 時代の変化の中にあって、「流通を科学的に研究教育することを通じて、世界の平和に貢献し、真に豊かな社会の実現に貢献できる人材を育成する」という本学の建学の理念を末永く継承していくためには、三つのポリシーについても、建学の理念に則った不断の見直しが求められる。
- この観点から、三つのポリシーは、本学内部質保証方針に定めるとおり、本学における内部質保証の基点となるとともに、内部質保証の過程において、必要に応じそれ自体が検証・改善の対象となる。
- 本学を取り巻く環境の変化に応じて学部・学科・コース等を再編する際には、どのような資質・能力を身につけた者を育成するかを、ディプロマ・ポリシーを以て定め、そこに定められた資質・能力を学生が身につけることができるようカリキュラム・ポリシーを定めた上、教育課程(カリキュラム) を編成し、実施する。