2014年度

2014年度

最終更新日:2022年9月5日

公開日:2019年4月7日

事業計画

学校法人中内学園 流通科学大学は、世界で唯一、流通を総合的に科学する大学として、1988(昭和63)年に商学部を開設し、以降、総合政策学部、サービス産業学部、そして大学院(修士課程・博士後期課程)の3学部・4学科、1研究科にまで発展することができました。

流通を科学的に研究教育することを通じて、世界の平和に貢献し、真に豊かな社会の実現に貢献できる人材を育成する」という建学の理念のもと、「ネアカ のびのび へこたれない(どこに出ても物怖じすることなく、誰とでもしっかり言葉を交わすことができ、逆境でもたくましく生き抜く)」精神を持った有為な人材の輩出に尽力し続けております。 

「オンリーワン・ナンバーワン」の教育環境構築

2014年度事業計画については、「選択と集中」を基本的な考え方とし、“オンリーワン”あるいは“ナンバーワン”と言われる教育環境を作り上げること(教育改革)を最重点項目といたします。また、短期ならびに中長期も視野に入れた「社会に貢献できる人材育成」を主眼として、広報戦略を遂行することにも重点を置いています。

以下に2014年度事業計画の考え方を示しています。この考え方を全教職員が認識し、一丸となって各計画の遂行に努めてまいります。

2014年度事業計画の考え方
  • 本学の強みを取り戻すため、“オンリーワン”あるいは“ナンバーワン”の教育環境を作り上げる(教育改革)⇒「選択と集中」
  • スピーディーな教育改革を実施し、教職員が一丸となって、継続性を持って取り組む
  • 教育改革と並行して、短期・中長期の広報戦略を遂行する
  • 個々の学生に対応するためのさまざまなプログラムを実施する
2014年度事業計画重点項目
本学の強みを取り戻すため、“オンリーワン”あるいは“ナンバーワン”の教育環境を作り上げる(教育改革)
オンリーワン・ナンバーワン施策
  1. 社会科学系大学における先進的な初年次教育プログラム(気づきのプログラム)を完成させる(2015年度スタートに向けた最終調整)
     
    • 目標
      学びの源泉である将来の夢や目標(将来の職業を含む)、学問的興味や関心を見つける「気づき」を促すプログラムを完成させる
      ※全体的な視点で見たときに、医者を目指す医学部生、弁護士を目指す法学部生といった、国家資格取得を目指す等の確固たる将来の目標を持った高校生(受験生)の割合は非常に少ないと言えます。そこで本学では初年次において将来の夢や目標を見つけるといった気づきを促す教育を最重要視していきます。
    • 内容
      • 自らの可能性や興味関心に気づくためのプログラムの完成(在学生・卒業生・企業人とのコミュニケーションを通じた気づき、多様なグループワークを通じ、自分自身や他者を理解することによる気づき、海外体験を通じた気づき[グローバルコミュニケーションの必要性])
      • 将来の夢や目標を実現するための4年間の計画を立案し、計画と実際を振り返り、成長の軌跡を自らが確認できるシステム(学生ポートフォリオ)の構築
      • 主体性を導き出すための双方向的要素を取り入れた多様な教養プログラムの完成
      • 初年次教育担当教員集団(クラス担当教員)の組織化(新規採用、クラス担当教員に対する教育の徹底、クラス運営を支えるSAの組織化)
  2. 流通科学大学オンリーワンの教育プログラムの模索
     
    • オンリーワンの教育プログラムの例
      • 「リテール(流通)人材を育成する全国オンリーワンの大学」
      • 「観光人材を育成する全国ナンバーワンの大学」
      • 「事業承継予定者を育成する全国ナンバーワンの大学」
    • 目標
      他に追随を許さない流通科学大学オンリーワン・ナンバーワンの教育プログラムを開発する
    • 内容
      • リテール人材育成プログラム、海外流通リテール研修、観光人材育成プログラムなど、他大学にない、本学既存のプログラムを更に発展させる
      • 「事業承継者育成プログラム(全学部共通)」を創設し、事業の種類に問わず事業経営者に求められる知識を徹底的に教育する
      • 英語で流通を学べるプログラム構築に必要となる海外の受け入れ先(大学等)をさらに拡大する
      • 現在の特別講義を発展させ、「企業人から実態を学ぶ教育体系」を再構築する
      • 成績優秀者向けの「スペシャルプログラム(全学部共通)」を創設し、実社会との「触れ合い」を重視し、双方向型の授業(講師との討論)を展開する
  3. 学生が社会で必要な規律性を身につけるためのプログラム実施(将来の企業人としての自覚)
     
    • 目標
      • 挨拶・ルールマナー・心身の健康増進(学内外の禁煙運動)
      • 公認クラブへの加入推進
      • 授業環境(ハード面・ソフト面)の整備
    • 内容
      • キャンパス及び周辺エリアの全面禁煙徹底および禁煙推進活動(スタッフの巡回強化、学生の希望者への禁煙パッチ配布、校医による禁煙指導、受動喫煙防止ポスター・禁煙啓蒙活動)
      • 指導者配置によるクラブ実績向上(目標の設定、達成状況の確認等)と活性化
      • クラブを中心とした挨拶運動の定着化(クラブリーダーを中心として、リーダー研修、フレッシュマン研修を通じて挨拶の重要性を伝える。学内での挨拶を率先して行う。)
      • 授業環境(ハード面・ソフト面)の整備(少人数教育の推進および大人数授業の逓減など)
短期・中長期の広報戦略を遂行する

ステークホルダーへの直接的広報実施(オープンキャンパス・入試相談会への来場促進)

  • 目標  オープンキャンパスメニューの拡充(ex.体験メニュー)
  • 内容
    • 「就職率」の流科大のPR(進学情報誌への広告掲載、テレビCM等)
    • ステークホルダーのオープンキャンパスへの誘導(オープンキャンパスプログラムの紹介ツールの送付等)
    • 学生スタッフとの連動強化
    • 高校への出張講義
個々の学生に対応するためのさまざまなプログラムを展開する

個々の学生に対するアドバイザー機能強化

  • 内容:学生課・教務課・クラブ顧問及び副顧問が協働で、低年次からの学生生活、教学関連、キャリア開発に関するアドバイスおよびサポートを行う

収支予算概要

2014年度資金収支予算概要

(単位:百万円)

 ABA-B
科目2014年度2013年度予算差額
学生生徒等納付金収入3,1933,486△ 293
手数料収入4248△ 6
寄付金収入4259△ 17
補助金収入30024060
資産運用収入1131121
事業収入57525
雑収入1920△ 1
前受金収入55354310
その他の収入  (1)3,0382,728310
資金収入調整勘定△ 549△ 5545
収入合計6,8086,73474
人件費支出  (2)2,4652,341124
教育研究経費支出  (3)1,4991,289210
管理経費支出3813774
借入金等返済支出01△ 1
施設関係支出  (4)4899△ 51
設備関係支出  (4)55138△ 83
資産運用支出2,6182,59424
その他の支出1,0631,03528
予備費50500
資金支出調整勘定△ 123△ 1230
支出合計8,0567,801255
単年度資金収支△ 1,248△ 1,067△ 181
累計資金収支3,6613,903△ 242

 

  1. (1)有価証券償還収入の増2億、退職給与引当繰入収入の増88百万等
  2. (2)専任教員8名、初年次教育担当9名増
  3. (3)システム関連費用の増
  4. (4)投資予算の削減
2014年度消費収支予算概要
  ABA-B
科目2014年度2013年度予算差額
学生生徒等納付金3,1933,486△ 293
手数料4248△ 6
寄付金4362△ 19
補助金30024060
資産運用収入1131121
事業収入57525
雑収入1920△ 1
帰属収入合計3,7674,020△ 253
基本金組入額合計 (1)△ 103△ 237134
消費収入の部合計3,6643,783△ 119
人件費2,4742,41658
教育研究経費 (2) 1,9491,749200
管理経費 (2)4314283
資産処分差額  (2)20200
予備費50500
消費支出の部合計4,9244,663261
当年度消費収支差額△ 1,260△ 880△ 380
前年度繰越消費収入超過額2,0652,877△ 812
翌年度繰越消費収入超過額8051,997△ 1,192
当年度帰属収支差額△ 1,157△ 643△ 514

 

  1. (1)投資の減に伴う基本金組み入れ減
  2. (2)資金収支との差額は退職給与引当及び減価償却費 

 

事業報告書

2014年度 中内学園事業報告書は以下の構成となっております。

各項目をクリックしてご覧ください。

決算書

平成26年度 収支決算

3学部7学科を擁する本学の資産は、基本財産・運用財産を合わせ、370億円超の規模で、在学生はもちろんのこと、卒業生への支援も実施すべく、資金を保全し、その有効活用に努めています。 

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消費収支計算書(平成26年4月1日から平成27年3月31日)

単位:千円(千円未満四捨五入)

帰 属 収 入 の 部
科     目予算額
(A)
決算額
(B)
差異
(A)-(B)
前年決算額
(C)
前年差額
(B)-(C)
学生生徒等納付金3,192,5003,225,575△ 33,0753,442,283△ 216,708
手数料42,23549,271△ 7,03646,2413,030
寄付金43,22055,860△ 12,64075,823△ 19,963
補助金300,250227,37572,875335,064△ 107,689
資産運用収入112,620119,093△ 6,473133,568△ 14,475
事業収入57,20061,770△ 4,57068,255△ 6,485
雑収入19,00029,968△ 10,96827,7752,193
帰属収入合計3,767,0253,768,912△ 1,8874,129,009△ 360,097
消 費 支 出 の 部
科     目予算額
(A)
決算額
(B)
差異
(A)-(B)
前年決算額(C)前年差額
(B)-(C)
人件費2,474,2182,355,741118,4772,359,811△ 4,070
(うち教職員等人件費)     2,327,0002,211,621115,3792,222,682△ 11,061
(うち退職給与引当金繰入額)91,85887,6104,24888,097△ 487
教育研究経費1,949,1711,633,171316,0001,540,35692,815
(うち減価償却費)450,000444,1805,820454,357△ 10,177
管理経費430,799451,823△ 21,024415,67836,145
(うち減価償却費)50,00051,049△ 1,04953,178△ 2,129
資産処分差額20,0006,66213,3387,318△ 656
予備費50,00050,0000
消費支出の部合計4,924,1884,447,397476,7914,323,163124,234
帰属収支差額△ 1,157,163△ 678,485△ 478,678△ 194,154△ 484,331
基本金組入額合計△ 103,200△ 3,884△ 99,31620,039△ 23,923
当年度消費収支差額△ 1,260,363△ 682,370 △ 174,115    
前年度繰越消費収入超過額2,065,0002,347,3242,521,439
基本金取崩額039,650 
次年度繰越消費収入超過額804,6371,704,6042,347,324

 

消費収支内訳表(平成26年4月1日から平成27年3月31日)

単位:千円(千円未満四捨五入)

帰 属 収 入 の 部
科     目学校法人流通科学大学総額
学生生徒等納付金03,225,5753,225,575
手数料22,55226,71949,271
寄付金51,2654,59555,860
補助金0227,375227,375
資産運用収入85,38633,708119,094
事業収入061,77061,770
雑収入029,96829,968
帰属収入合計159,2033,609,7103,768,913
消 費 支 出 の 部
科     目学校法人流通科学大学総額
人件費118,9702,236,7712,355,741
(うち教職員等人件費)     70,2642,141,3572,211,621
(うち退職給与引当金繰入額)5,68681,92587,611
教育研究経費01,633,1711,633,171
(うち減価償却費)0444,180444,180
管理経費45,272406,551451,823
(うち減価償却費)1,21949,83051,049
資産処分差額6,66206,662
消費支出の部合計170,9044,276,4934,447,397

 

資金収支計算書(平成26年4月1日から平成27年3月31日)

単位:千円(千円未満四捨五入)

収 入 の 部
科     目予算額
(A)
決算額
(B)
差額
(A)-(B)
前年決算額
(C)
前年差額
(B)-(C)
学生生徒等納付金収入3,192,5003,225,575△ 33,0753,442,283△ 216,708
手数料収入42,23549,271△ 7,03646,2413,030
寄付金収入41,72051,265△ 9,54569,993△ 18,728
補助金収入300,250227,37572,875335,064△ 107,689
資産運用収入112,620119,093△ 6,473133,568△ 14,475
事業収入57,20061,770△ 4,57068,255△ 6,485
雑収入19,00029,968△ 10,96827,7752,193
前受金収入553,500640,811△ 87,311589,56351,248
その他の収入3,037,7144,232,882△ 1,195,1682,454,6321,778,250
資金収入調整勘定△ 549,275△ 604,22154,946△ 606,9792,758
前年度繰越支払資金4,910,0005,031,861△ 121,8615,710,428△ 678,567
収入の部合計11,717,46413,065,650△ 1,348,18612,270,823794,827
支 出 の 部
科     目予算額
(A)
決算額
(B)
差額
(A)-(B)
前年決算額
(C)
前年差額
(B)-(C)
人件費支出2,465,3602,347,953117,4072,279,02168,932
(うち教職員等人件費支出)2,327,0002,211,621115,3792,222,682△ 11,061
(うち 退職金支出 )95,00093,3121,68810,55982,753
教育研究経費支出1,499,1711,188,144311,0271,083,830104,314
管理経費支出380,799400,774△ 19,975362,50038,274
借入金等返済支出000640△ 640
施設関係支出48,00036,39411,60652,016△ 15,622
設備関係支出55,200197,810△ 142,610104,56493,246
資産運用支出2,617,8221,072,0741,545,7482,265,037△ 1,192,963
その他の支出1,062,8491,049,64213,2071,172,967△ 123,325
予備費50,00050,0000
資金支出調整勘定△ 123,000△ 196,70273,702△ 81,613△ 115,089
次年度繰越支払資金3,661,2636,969,561△ 3,308,2985,031,8611,937,700
支出の部合計11,717,46413,065,650△ 1,348,18612,270,823794,827

 

資金収支内訳表(平成26年4月1日から平成27年3月31日)

単位:千円(千円未満四捨五入)

収 入 の 部
科     目学校法人流通科学大学総額
学生生徒等納付金03,225,5753,225,575
手数料22,55226,71949,271
寄付金51,264051,264
補助金0227,375227,375
資産運用収入85,38633,708119,094
事業収入061,77061,770
雑収入029,96829,968
収入の部合計159,2023,605,1153,764,317
支 出 の 部
科     目学校法人流通科学大学総額
人件費113,2842,234,6692,347,953
教育研究経費01,188,1441,188,144
管理経費44,054356,721400,775
借入金等返済支出000
施設関係支出036,39436,394
設備関係支出0197,810197,810
支出の部合計157,3384,013,7384,171,076

 

貸借対照表(平成27年3月31日現在)

単位:千円(千円未満四捨五入)

資  産  の  部
科       目本年度末前年度末増減
固  定  資  産30,085,54832,518,265△ 2,432,717
  有形固定資産21,010,46121,425,375△ 414,915
    土地10,726,16510,726,1650
    建物・構築物9,136,9109,548,235△ 411,325
    教育研究用機器備品193,428192,909519
    図書905,730904,735995
    その他48,22853,331△ 5,103
  その他の固定資産9,075,08711,092,890△ 2,017,803
    特定資産5,387,9155,551,738△ 163,823
    その他3,687,1725,541,152△ 1,853,980
流  動  資  産6,997,0985,083,6461,913,452
    現金預金6,969,5625,031,8611,937,701
    その他27,53651,785△ 24,249
資産の部 合計37,082,64637,601,911△ 519,265
負 債 の 部
科       目本年度末前年度末増減
固  定  負  債945,257938,6716,586
    退職給与引当金943,254935,4667,788
    その他2,0033,205△ 1,202
流  動  負  債867,119714,484152,635
    前受金640,811589,56351,248
    その他226,308124,921101,387
負債の部 合計1,812,3761,653,155159,221
基 本 金 の 部
科       目本年度末前年度末増減
第1号基本金30,853,00630,717,160135,846
第2号基本金790,905966,401△ 175,496
第3号基本金1,563,7561,559,8713,885
第4号基本金358,000358,0000
基本金の部 合計33,565,66733,601,432△ 35,765
消費収支差額の部
科       目本年度末前年度末増減
翌年度繰越消費収支差額1,704,6042,347,324△ 642,720
消費収支差額の部 合 計1,704,6042,347,324△ 642,720
科       目本年度末前年度末増減
負債の部・基本金の部及び
消費収支差額の部合計
37,082,64737,601,911△ 519,264

 

注記
減価償却累計額9,725,124千円
基本金未組入額28,345千円
満期保有目的の有価証券 貸借対照表計上額6,301,090千円
満期保有目的の有価証券 時価6,359,864千円
子会社への出資金額15,565千円
子会社への未払金5,122千円
子会社からの未収入金 0千円
子会社から受け入れた賃貸料などの金額9,308千円
子会社へ支払った賃借料などの金額119,100千円
所有権移転外ファイナンスリース取引  リース総額95,605千円
所有権移転外ファイナンスリース取引  未経過リース料残高45,166千円

 

 

帰属収支差額(5ヵ年推移)

帰属収支差額(2010-2014年 5ヵ年) グラフ

2014度帰属収入、消費支出 円グラフ

 

帰属収入と消費支出について

帰属収入(グラフ左側)とは、学生生徒等納付金・手数料・寄付金・補助金など、当該年度の学校法人の負債とならない収入のことをいいます。したがって、借入金や前受金などの負債性のある資金は除かれます。

消費支出(グラフ右側)は、人件費・教育研究経費・管理経費・借入金等利息などの当該年度に発生した費用です。
帰属収入から消費支出を差し引いた額を帰属収支差額といいます。 
 

消費収支計算書について

消費収支計算書とは、企業会計における損益計算書に近いもので、当該年度の消費収入と消費支出の内容を明らかにするものです。
帰属収入は、学校法人に帰属する負債とならない資金のみで構成されます。また、消費支出には減価償却や引当金なども含まれます。

1.  帰属収入の部
  1. 学生生徒等納付金
    学生生徒等納付金は32億2,558万円で、帰属収入に占める割合は、85.6%となっています。
  2. 手数料
    手数料は4,927万円で、入学検定料が主なものです。
  3. 寄付金
    寄付金のうち、特別寄付金5,126万円は、ゼミ活動への補助や留学生支援、RYUKA未来基金等として受け入れたものです。 現物寄付金460万円は、教育後援会等から、機器備品や図書などを受け入れたものです。
  4. 補助金
    補助金は2億2,738万円で、私立学校施設整備費補助等、国等からの補助を受けています。
  5. 資産運用収入
    資産運用収入は1億1,909万円で、有価証券の運用収入や預金の受取利息、施設利用料収入が主なものです。
  6. 事業収入
    事業収入のうち、受託研究収入は7件で683万円です。その他事業収入は、受託セミナーが2件で90万円、資格講座が2,100万円、 オープンカレッジが2,041万円となっています。
  7. 雑収入
    雑収入は2,997万円で、科学研究費補助金間接経費受入や携帯電話基地局設置料などが主なものです。 
2. 消費支出の部
  1. 教育研究経費
    教育研究経費は16億3,317万円で、前年と比し、9,282万円の増となっています。奨学費、システム投資による業務委託料等の増加によるものです。。
  2. 管理経費
    管理経費は4億5,182万円で、前年と比し、3,615万円の増となっています。これは主に、システム投資による業務委託料等の増加によるものです。
  3. 資産処分差額
    資産処分差額は666万円で、図書の廃棄や備品廃棄に伴うものです。
3. 消費収支差額

当年度消費収支差額は、収入減及びシステム投資により6億4,272万円の支出超過となりました。

4. 基本金組入額

今年度は基本金取崩額が基本金組入額を上回りました。これは主に、大学施設拡充のための第2号基本金のうち計画に沿った資産の取得による取崩を行ったためです。

消費収支内訳表について

消費収支内訳表は、消費収支計算書の決算額を、法人と設置大学に分けて表したものです。

1. 帰属収入の部
  1. 寄付金
    特別寄付金5,126万円は法人に、現物寄付金460万円は大学に受け入れています。
  2. 資産運用収入
    受取利息8,539万円を法人、施設設備利用収入3,371万円を大学の収入としています。 
資金収支計算書について

資金収支計算書とは、企業会計におけるキャッシュフロー計算書に近いもので、当該年度の全ての収入と支出を明らかにするものです。 学校法人に帰属しない預り金や借入金などの全ての収入、支出が含まれます。

1. 収入の部
  1. その他の収入
    その他の収入は、42億3,288万円となりました。主な内容は、預り金受入収入の他、有価証券、長期性預金等の償還のためです。
2. 支出の部
  1. 資産運用支出
    資産運用支出は10億4,964万円となりました。これは主に、新たに国債等2億円を購入したものが含まれています。
資金収支内訳表について

資金収支内訳表は、資金収支計算書の決算額を、法人と設置大学に分けて表したものです。

貸借対照表について
1.  資産の部
  1. 固定資産
    有形固定資産の減少は減価償却、その他固定資産の減少は、有価証券、長期性預金の償還によるものです。
2.  負債の部
  1. 固定負債
    固定負債の増加は、退職給与引当金の増加によるものです。 
  2. 流動負債
    流動負債の増加は、主に未払金の増に伴うものです。
3.  基本金の部
  1. 第2号基本金
    計画に沿った資産の取得に伴い取崩したため、減少しました。  

 

財産目録

財産目録 平成27年3月31日現在

科目年度末
一 資産額
(一) 基本財産
1 土地
校地76,458.97平方メートル2,071,426,169円
運動場87,995.94平方メートル8,654,738,646円
2 建物
校舎53,301.61平方メートル8,479,545,431円
第二グラウンド171.95平方メートル30,567,890円
ごみ集塵庫84.00平方メートル10,417,091円
東京オフィス・大阪オフィス(借用財産)0平方メートル10,441,902円
3 構築物
外構など605,937,970円
4 図書200,183冊など905,729,964円
5 教具・校具・備品10,380点241,656,325円
6 車両4台4円
7 その他170,812,908円
(一)基本財産 計21,181,274,300円
(二) 運用財産
1 預金、 現金
定期預金6,645,373,696円
普通預金2,853,581,665円
現金2,260,111円
2 積立金0円
3 有価証券6,301,090,000円
4 不動産0円
5 貯蔵品0円
6 未収入金14,657,728円
7 前払金4,674,236円
8 前払費用6,788,750円
9 立替金0円
10  仮払金1,415,531円
11  貸与奨学金0円
12  その他
有形固定資産0円
その他固定資産71,530,572円
(二)運用財産 計15,901,372,289円
一 資 産 額 合 計37,082,646,589円
二 負債額
1 固定負債
(1) 長期借入金0円
(2) 未払金2,003,400円
(3) 退職給与引当金943,253,696円
2 流動負債
(1) 短期借入金0円
(2) 前受金640,810,756円
(3) 未払金187,907,024円
(4) 預り金38,400,690円
(5) 1年内返済予定の長期借入金0円
二負債額合計1,812,375,566円
三 正味財産35,270,271,023円

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