創設者 中内 功

創設者 中内 功

中内功

1922年〈大正11年〉8月2日−2005年〈平成17年〉9月19日
日本の実業家。ダイエーを創業し、会長・社長・グループCEOを務める。
日本チェーンストア協会会長(初代、10代、14代)・名誉会長(初代)、日本経済団体連合会副会長、自身が設立した学校法人中内学園(流通科学大学)学園長、理事長を歴任。

本学創設者中内功(なかうちいさお)の「功(いさお)」は正しくは「工偏に刀」です。
ウェブ上で表記できない可能性があるため、本サイトでは「功」で代用しています。

中内功が起こした流通革命。

中内功は、大阪市にて中内家長男として生まれ、幼い頃から父、秀雄が経営する「サカエ薬局」の手伝いをするなど、商売とともに成長。
20歳で陸軍に入隊し、極寒の満州や食糧の補給が途絶えたフィリピンの山中での壮絶な飢えの経験が、後の流通革命の礎となる「飢えのない平和で豊かな社会をつくる」という使命感につながる。
その後、大阪で医薬品の現金問屋「サカエ薬品」、大阪・千林駅前に「主婦の店ダイエー本店大阪」を開業し、常にお客さまの立場で考える「フォー・ザ・カスタマーズ」という理念を掲げ、「お客さまの望むモノを望む価格で売る」という大改革を行なう。
この理念は後に、「よい品をどんどん安く、より豊かな社会を」というダイエーの精神を生み、後の流通革命になくてはならない考え方になっていった。
中内功が目指したのは、消費者に最も近い流通が、消費者のニーズをつかみ、それを生産者に伝え、消費者のための商品づくりや価値決定を主導すること。
豊かな社会につながる新しい市場を創造するその理念は、流通革命として、流通が近代化された今もなお、深く経済に影響を及ぼしている。

若い力で未来を開く、流通教育に力をそそぐ。

流通が機能し、世界中に食料や資源が行き渡れば、人が争い、モノを取り合うことはなくなる。
この信念を戦争を知らない世代に伝えるために「流通を科学的に研究教育することを通じて、世界の平和に貢献し、真に豊かな社会の実現に貢献できる人材を育成する」という建学の理念のもと、中内学園・流通科学大学を創設。
建学の理念は、壮絶な戦争体験を経て、平和で豊かな社会の実現に向けて生涯をかけて挑み続けてきた中内功が日本の未来と次の世代へ示す意思である。