建学の理念

建学の理念

流通を科学的に研究教育することを通じて、世界の平和に貢献し、
真に豊かな社会の実現に貢献できる人材を育成する

社会システムとしての流通

建学の理念

これまで「流通」は、単なる生産者と消費者を結ぶ機能として捉えられてきましたが、現代社会は、人・モノ・金・情報・サービス等が複合的に、かつ機能的に活用されることによって成り立っています。

すなわち「流通」とは、人の生活の基盤である社会システムそのものだという広義の意味合いを持つようになってきており、「流通」の社会的役割は今後ますます大きくなっていくと思われます。

人類のLife Lineとしての流通

建学の理念

さらに日本や世界各地で発生している自然災害時の状況を見てみますと、「流通」は人間社会のLife Lineとしての役割を担っていることがよく理解できます。

1995年神戸を襲った阪神・淡路大震災では、一瞬のうちにビルや住宅が壊れ、鉄道・道路・通信網は寸断され、多くの企業の経営・事業活動が停止しました。
人々の暮らしに密接なスーパーや小売店・商店街、銀行などの金融機関、医療機関や各種サービス機関の大部分が、通常に営業や活動ができる状況ではありませんでした。

また2011年3月には東日本大震災が発生、大地震とそれに伴う大津波が東関東・東北を襲いました。
その災害時において私たちが目にしたのは、被災地には多くの救援物資が届けられたにも関わらず、被災者一人一人にはなかなか届かなかった事実、また真に望まれているモノが届かなかった現実。

我々は普段、気にも留めず当然あるものとして、さまざまな場所でものを購入したりサービスを受けたりしていますが、このような非常事態に直面した時、はじめて「モノ」の大切さを知り、「モノ」を手にいれることの有難さを感じました。
そして、このとき「流通」の重要性というものを再認識できたのではないでしょうか。

真に豊かな社会を作り出す流通

建学の理念

21世紀の現在、こうして流通に焦点を当てて改めて世界情勢を見てみますと、流通が未発達の国においては国民が生活の不便を強いられ、一方、先進諸国のように流通が発達している国であっても、生産と流通がアンバランスな状態になりますと、モノが大量に流れ過ぎその処理のため環境に悪影響を及ぼしたり、多大な社会的損失が発生したりします。

先行きの見えない不透明な時代といわれる21世紀。
この時期に再び「流通」という機能を見直し21世紀型流通形態を再構築し(流通革命)、「欲しいものが、欲しい時、欲しい所で、欲しい量、欲しい価格で手に入れることができる」仕組みと心の豊かさを伴った「真に豊かな社会」を創り(生活革命)、ひいては日本、そして世界の人々の生活の質の向上と平和に貢献できる「人材」を育成することが流通科学大学の使命と考えております。

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