4.継続手続き・適格認定(家計、学業)
毎年12月~1月頃に、奨学生は来年度も奨学金の継続を希望するかどうかの手続きを行います。これを「継続手続き」と言います。また日本学生支援機構は、学業成績などの観点から「適格認定」と呼ばれる奨学金の継続や打ち切り等の必要な措置を行います。給付奨学金では、成績不振が著しい場合など支給済みの奨学金の返還を求めることがあります。ちなみに、期間内に手続きが行われない場合は、継続意志が無いと判断され、翌年度から奨学金の振り込みが止まります。
このほか、家計状況により毎月の支給月額を見直す「家計による適格認定」が毎年10月にあり、その結果、10月以降の奨学金の支給停止や支給額の変更が行われます。なお、「家計による適格認定」は提出されたマイナンバー等を利用して、日本学生支援機構が行います。