総合食品展示会でオリジナルカレー「RYUKA語録」
公開日:2011年3月11日
─私がフィリピンの野戦から生きて帰ってきたのは、腹いっぱいすき焼きを食べたいという一念からです
本学創設者の中内㓛は、フィリピン戦線で被弾し死を覚悟した時、家族揃って裸電球の下、すき焼きを食べている風景を思い出したといいます。世界の平和に貢献し、真に豊かな社会の実現を目指すためには、豊かな食品流通が不可欠だという建学の理念も、この強烈な戦争体験が原点となっています。
この中内㓛の愛したすき焼きを再現し、存命中にこよなく愛した流通科学大学学食カレーをアレンジしたオリジナルレトルトカレー「RYUKA語録」を流通科学大学生と食品卸の加藤産業、食品メーカーのヤマモリが共同開発。3月9日(水)から11日(金)まで、神戸国際展示場で開催される総合食品展示会で新商品を発表しています。
このレトルトカレーには、戦後当時高嶺の花で価格破壊の象徴だったすき焼き用牛肉を使用。学食カレーとミックスし、甘めの和風だしで仕上げています。昨年12月、学生・教職員約80人が参加して試食会を実施したところ、「すき焼き風のカレーは珍しい」「素朴な味でおいしい」と好評だったことから出品が決まりました。
展示会では、商品開発に携わった本学サービス産業学部の足立ゼミ生が食品スーパーのバイヤー向けに説明を担当、新商品の魅力をPRしています。
流通科学大学オリジナルカレー「RYUKA語録」
商品の概要
- 商品名:すき焼き風カレー RYUKA語録
- 内容量:200g
- 希望小売価格:390円(税別)
商品の特長
薄切りの牛肉を具材に使用し、砂糖、醤油、鰹だし汁をしっかり効かせ、隠し味に赤ワインを使い、すき焼き風に仕上げました。