1年生の前期授業 「気づきの教育プログラム」が実施されています

1年生の前期授業 「気づきの教育プログラム」が実施されています

公開日:2018年5月16日

先月に引き続き、1年生の前期授業「気づきの教育プログラム」が実施されています。 先輩や教員の話を聞き、質問することで、大学での4年間をどう過ごすかを考えるヒントを得ます。

先輩との交流

「先輩との交流」では、上級生から大学生活に関するアドバイスを聞けるほか、質問の時間もあります。上級生も1年生も、学生という立場は同じなので、1年生たちは緊張せず質問ができます。また上級生たちは自分が1年生のころ、どんな話を聞きたかったかを考えながら話します。(※掲載しているのは一部学生です。1クラスにつき2名の学生がスピーチをしました。)

渡邉元希さん(経済学部2年生)

渡邉元希さん(経済学部2年生)

「授業の組み方、時間割について」をキーワードに、6月、7月に向けての授業の組み方をアドバイスしました。

あらかじめ予定が決まっていることの多かった4月、5月でしたが、時間割の自由度が上がるにつれ、明確な目的をもって組むことが重要になります。卒業に必要な単位数と自分の単位数を把握し、計画的な履修を心掛けるよう呼びかけました。

渡辺拓磨さん(経済学部2年生)

渡辺拓磨さん(経済学部2年生)

「学校生活に対する意欲と気持ち」をキーワードに、流科大に入ったきっかけ、入学したころと今の気持ちの変化を語りました。 不安や焦りを感じた時期もありましたが、1年の間にGSP(グローバルスタディーズプログラム)や社会共創プログラムなど、さまざまなことにチャレンジし、自信をつけていったとのことです。 スピーチ後、1年生からはGSPや社会共創プログラムについての質問がありました。

柳生和也さん(商学部3年生)

柳生和也さん(商学部3年生)

「人脈・単位」をキーワードに、資格取得と人脈作りについて語りました。 目標を立てるとき、いつまでに何をするのか明確に決めることが重要と話す柳生さんは、ご自身も資格取得に向けて目標を立てています。またクラブ活動やグループワークを通して広がる人脈の大切さを話しました。 スピーチ後、1年生からは「これだけは取った方が良い資格は何ですか」「人脈はどのように広げていけば良いですか」など、さまざまな質問があがりました。

ヒュン ティ キム ロアンさん(人間社会学部2年生)

ヒュン ティ キム ロアンさん(人間社会学部2年生)

大学での授業に使う教科書を購入するとき気をつけることなどを説明したほか、部活やさまざまな活動に取り組み、たくさんのチャンスをものにしてほしいと1年生に激励の言葉を送りました。 1年生はベトナムからの留学生であるロアンさんに、「日本に来て一番驚いたことは何ですか」「なぜ日本に留学しようと思ったのですか」などの質問をし、ベトナムと日本の文化の違いを感じていました。

大学人との交流

「大学人との交流」では流科大の教員から話を聞きます。教員自身の大学時代をふまえた大学生活のアドバイスや、教員の専門分野を交えた話など、教員によって話の内容はさまざまですが、どの話も学ぶべきことが詰まった内容となっています。(※掲載しているのは一部教員です。1クラスにつき2名の教員が登壇しました。)

橋本信子准教授(商学部 経営学科)

橋本信子准教授(商学部 経営学科)

「好きなことを仕事にするのは難しい。それでも好きなことを仕事したいなら」をテーマに、大学教員として働く現在にいたるまでの自分の経歴を交え、好きなことを仕事にするにはどうすれば良いかを語りました。 好きなこと、向いていることを自覚し追及する。スキルを磨き自分の強みにする。そして好きなことを続ける。長い年月がかかるかもしれませんが、経験を積み重ねることで、好きなことが仕事に結びつくとお話しになりました。

羽藤雅彦准教授(商学部 マーケティング学科)

羽藤雅彦准教授(商学部 マーケティング学科)

イギリス政府がゴミのポイ捨てを減らすため実際に行った工夫を例に、「行動経済学」について語りました。 ほかにも「エスカレーターより使いたくなる階段」「男子トイレの清掃費を減らすには」など、いずれも罰則や規制ではなく、人が楽しいと感じる心理を利用して問題を解決した例が紹介されました。 ちょっとしたことが世の中を変える「行動経済学」の考え方に、学生たちは強く興味をひかれている様子でした。

前川明講師(人間社会学部 人間健康学科)

前川明講師(人間社会学部 人間健康学科)

「大学生活のすごし方」をキーワードに、ご自身の大学時代を振り返り、大学で得たものとして勉強の仕方、時間の使い方、全力で取り組むべきものとそうでないものを分ける考え方をあげられました。 また大学でやっておけば良かったこととして課外活動や海外留学などをあげ、大学生は自分のために使える時間が多くあるからこそ、今しかできないさまざまなことに挑戦し、時間を有効に活用してほしいと語りました。

山下香准教授(人間社会学 部観光学科)

山下香准教授(人間社会学 部観光学科)

一級建築士としてもご活躍されている山下准教授のお話は、「住まい」「少子高齢社会と独居」「ライフコースと住まい方」がキーワード。 日本の人工推移を解説、少子高齢化社会とは人の一生が長くなる時代とし、近年増加する独居について話されました。独居にマイナスイメージを持つ人が多い中、独居に楽しいイメージを持つ世の中に変えるアイデアはないかと学生たちに投げかけました。 また多様化する住まいのスタイルを紹介し、たくさんの選択肢があると知ったうえで将来設計をしてほしいと語りました。

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