英語多読の発表会を実施しました
公開日:2018年7月24日
「英語多読」は英語学習法の一つで、やさしい英語で書かれた本を大量に読むことで英語力の向上を目指します。
藤岡千伊奈准教授(英語教育学)は英語の各クラスでこの英語多読を採用し、最終講義ではその成果を学生によるプレゼンテーションという形で発表しています。7月23日(月)は「英語多読」を受講するグローバル・スタディーズ・プログラム履修生、及び英語上級クラスの学生計11名による発表が行われました。
この授業では、学生が個人の習熟度にあった洋書を半期で100冊~200冊読破します。ビブリオバトル形式で実施された発表会では、その中からおすすめの一冊を選出し、あらすじの紹介やその内容から何を感じたかなどをそれぞれの言葉で伝えました。
「Stick Man(Julia Donaldson)」を紹介した学生は、ジョギングに出かけた主人公の小枝が、犬に遊び道具にされたり、白鳥の巣作りの材料にされるなど大変な目に遭いながら、家族のもとへ帰りたいと思い続けているところに家族愛を感じた。絵の中に時間経過を感じられるのもこの本の魅力だと思うと感想を語りました。
また「Come Home(Sue Leather)」を紹介した留学生は、主人公がタイからアメリカへ留学した大学生というところに親近感を抱いた。主人公が周りと話せず悩んでいるところを読み、留学してきたばかりのころの自分を思い出した。この本からは、悩みがあれば誰かに相談する大切さを教えられた。また、夢を捨てたくなったときは夢を持った理由を思い出しなさいという言葉はとても印象に残ったと、主人公への共感や物語からの教訓を熱く話しました。
Title | Author |
---|---|
The Statue of Liberty | Lucille Recht Penner |
It’s Not Fair | Roderick Hunt |
How to Catch a Star | Oliver Jeffers |
Who Will Be My Friends? | Syd Hoff |
Pirates Ahoy! | Kaye Umansky |
Does He Love Me? | Rob Waring |
Stick Man | Julia Donaldson |
Do Androids Dream of Electric Sheep? | Philip K. Dick |
Come Home | Sue Leather |
Me . . . Jane | Patrick McDonnell |
Tree of Cranes | Allen Say |
図書館の英語多読コーナーには、多読学習用の書籍が開架されています。
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