キミも今日からプロデューサー!-プロデュース論-
公開日:2019年7月1日
プロに学ぶ特別講義「プロデュース論」2019年6月20日
TV番組も、あなたの未来も、成功のカギは「プロデュース」!
林 智也氏
様々なメディアの最先端で活躍するプロフェッショナルから学ぶ特別講義「プロデュース論」。 今回は、「教えてもらう前と後」などの人気番組を次々と生み出してきたTVプロデューサーの林 智也氏と、放送作家のたむらようこ氏が講師として登壇。 「お二人を動かした金言」をテーマに、ヒット番組をつくり続けるプロデュース の極意を語っていただきました。番組やプロジェクトをプロデュースするノウハウは、お二人の生き方にも深く関係しています。仕事も、人生も、 成功へと導くプロデュースについて、楽しく、熱い講義から、学生は たくさんの希望とヒントを受け取ったようです。
普通の人が面白い企画を生み出す方法とは?
たむらようこ氏
失敗やマイナスこそが面白い企画のアイデアに繋がると、たむらさん。
面白い企画を思いつく人は、特別で普通とはかけ離れた人だと思っていませんか?
お二人の講義の中で、学生を最も勇気づけたのは、「普通だからこそ、面白い企画を生み出せる」というお話。
新しい企画や商品を考えるとき、個性的すぎて誰も興味がないモノをつくってもヒットしません。多くのヒット企画は、普通の人が興味を持っていることと、自分の興味や個性の重なったところに生まれます。だから、普通の感覚がわかること、普通であることがヒット企画には欠かせないのです。
すべての人がプロデューサーになる!?
林さんがヒット番組を生み続けられたのは、「自分で自分をプロデュースする」=将来なりたい自分をイメージして、そこに近づけるように、努力をし続けてきたからです。
そして、これから社会で活躍する学生に伝えたいことは、
- 全員がプロデューサーになること。
- 自分で自分を演出して、チームやプロジェクトに欠かせない人になっていくこと。
華やかさの裏に激しい競争があるテレビ業界で、強烈な個性を持つ皆さんとチームを組みながら、自分らしく、生き生きと活躍されている林さんとたむらさん。その人柄や情熱から「自分で自分をプロデュースする」ことが人生に大きな影響を与えると実感する講義でした。
なりたい自分になるために学ぶ流科大は、「自分で自分をプロデュースする」環境が整っています。学生がこれからどう自分をプロデュースしていくか楽しみです!
特別講義を終えて 学生が感じたこと
- 企画や自分自身をプロデュースするということについて、多様な視点を与えてくれる講義だったので、これまでの固い考え方の枠を取り払えたような気がします。
- 今、チームで商品開発と販売に挑戦していますが、行き詰まることも多いので、問題やマイナスも視点を変えるとプラスにできることなど、柔軟な発想を得られて良かったです。
スマホを使ってリアルタイム質疑&アンケート
特別講義は大人数を収容できる教室で行われましたが、一方通行の座学ではなく、スマホのアプリを使い、学生たちが講師のお二人とリアルタイムでコミュニケーションしながら進められました。林さんが、学生たちに「毎日つづけていること」のアンケートをとったり、講義が進む中で生まれた疑問を学生がお二人に直接問いかけたり、活発なやりとりで大いに盛り上がりました。
講師プロフィール
林 智也 氏
(株)毎日放送 東京支社制作室 番組演出・プロデューサー
2002年 (株)毎日放送入社、テレビ制作所属、AD・ディレクター・CDを経て、番組演出・プロデューサー。関西学院大学卒業。
数々の人気番組を生みだし、現在は「サタデープラス」 「林先生が驚く初耳学!」「教えてもらう前と後」などの番組をプロデュースしている。
たむら ようこ 氏
放送作家
2001年女性ばかりの放送作家の会社(株)ベイビー*プラネット 設立 早稲田大学卒業。
「おしえてもらう前と後」「サラメシ」など数々のユニークな人気番組を担当。女性の放送作家の道を切りひらいたパイオニアの一人。テレビコメンテーター、新聞のコラム執筆者としても活躍中。