教職課程の集大成! 教育実習報告会を実施

教職課程の集大成! 教育実習報告会を実施

公開日:2019年8月20日

教育実習報告会

夏休みに入った8月6日(火)、教職課程を履修する4年生による【教育実習報告会】を実施しました。報告を行った4年生に加え、教職を目指す1・2・3年生、教職員合わせて約30名が参加。今年度前期、高校で教育実習を行った4人の4年生の話に真剣に聞き入っていました。

4人はそれぞれ、1日のスケジュールから、実習内容、教材研究、授業外の過ごし方などについて報告しました。また、それぞれが実際の授業や研究授業で使用した資料を配布し、授業を行う際に意識することや気を付けることなどについて、具体的に説明。2週間の実習生活の経験からしか学べない、たくさんの気づきや課題に触れることができたようです。

1人の人間として大きく成長できる貴重な経験

教育実習報告会

教材研究や授業展開には4人とも苦労した様子。生徒が混乱したり不安にならないように、かつ理解しやすく飽きない授業を50分間すること。その重要さと大変さを痛感したようでした。また、生徒との関わりについて「仲良くなることは大事」としながらも、常に『先生』という立場を忘れず、程よい距離感を保つことが大切、と話す学生もいました。

教育実習報告会

報告を締めくくる最後に、4人全員が使ったのが『成長』という言葉。『今自分はものすごく貴重な経験をさせてもらっている』という意識を持ち、『何が起こっても最後までやりきる』ことを実践し続けたことで自身の成長を実感した、と全員が熱く語りました。

『先生』になるために必要な学びを体得することはもちろん、人間的にも大きく成長することができた教育実習は、学生にとってとても貴重で有意義な経験となったようです。

実習までに、学ぶべきことを、どれだけ学べるか

4人の成長に「感動・感激した」という西尾範博教授(教育方法学)が、発表を総評。
「実習前は『大丈夫かな?』と不安に感じることもありましたが、実習から帰ってきた4人は本当に堂々としていて、とても大きな変化を感じました。実習先で学ぶことはもちろんたくさんありますが、それ以前の基礎的な部分において、大学での学びが大事なんだな、と。4人の報告を聞いて、改めて強く感じました」と、感慨深げに話されました。

教育実習報告会

また、1・2・3年生たちに向けて「実習までにどれだけしっかり、学ぶべきことを、学べるだけ、学んでおくか。実習前までにできることは何か。それを考えて、今からできることに精いっぱい取り組んでもらえたら」と、今後教育実習を迎えるにあたっての心得を伝え、会を締めくくりました。

報告会終了後は、教職を目指す後輩たちとの懇親会を開催。4年生たちは、発表時に話しきれなかった自身の体験や学びを、より具体的に後輩たちに伝えていました。1・2・3年生たちは、その話に改めて教員への想いを強くしたようです。

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