人生初のVIP体験!? 感動を通して学んだ大切なこと
公開日:2019年9月20日
9月11日(水)、留学生を含む本学学生13名が、企業見学でポートピアホテルを訪問。普段見ることのできない場所や聞くことができない話に直に触れ、今後の就職活動に向けて大きな学びを得ることができました。
1981年の開業以来、神戸のランドマークホテル・インターナショナルホテルとして神戸の街とともに歩んできたポートピアホテル。企業見学では、その成り立ちから現状、今後の展開、ポートピアホテルとしての使命といったお話からスタート。さまざまな視点からホテルについてご説明いただきました。
そして、館内見学へ。まず最初に向かったのは、本館31階のフレンチレストラン『トランテアン』。神戸の街を海から一望できる抜群の眺望を堪能しました。次に、普段なかなか入ることのできない28階の『ロイヤルスイートルーム』へ。皇室の方々など超VIPが宿泊する客室ならではの豪華さと広さに、「スゴイ」という言葉しか出てこない学生たち。その後は、レストランの調理場、デリカテス、コンシェルジュデスクを見学。ブライダルサロンやチャペルでは、ブライダルに係る仕事やそのために必要な知識・スキル、それらを培うための日常生活での姿勢などについてのお話がありました。
見学に訪れた施設で、担当部署、実際の業務内容、日ごろから意識したい姿勢などについて丁寧に説明してくださったことで、学生たちは仕事のイメージがしやすかったようです。
館内見学後は、OB・OGから、学生時代の過ごし方、就職活動時に気をつけたことなどについてお話を聞きました。
OB・大川さん
「就活中はとにかくたくさんの人と話すことを大事にしていた」と話す、宴会サービスで働くOBの大川さん(2016年卒・サービス産業学部)。就職活動だけでなく仕事においても『会話』が重要になるため、「友だちはもちろん、飲食店で隣に座った人とか、大学だったら先生や就職部の方ともっともっと話した方がいい」と、学生たちにアドバイスを送りました。
OG・三木さん
一方、宿泊部・リザベーションに所属する三木さん(2015年卒・サービス産業学部)は、就活中に『いろんな企業を、実際に自分の目で見に行くこと』を大事にしていたそう。「自分が目指す企業が決まっていたとしても、一旦そこから離れてみることで『本当にここに行きたいのか?』 と再確認することができるから」だと言います。また、入社2年目で結婚、その後1年間の育児休業を経て復業された経験から、「続けることが大事。大変なことや辛いことがあっても、もう1回がんばってみよう、と思う気持ちを大切にしてほしい」と学生たちに伝えていました。
“就活”という同じ経験をしてきた先輩の言葉はとても響いたようで、真剣に耳を傾けながらも、必死にメモを取ったり、積極的に質問をする姿がとても印象的でした。
仕事をしていくうえで大切な、『人間力』を養うためのヒント、を散りばめながらの会社・業務説明が行われた今回の見学会。最後に人事担当の方は「ホテルの仕事において大事なのは『親しみやすさ』。神戸のことをより深く知る、アルバイトで積極的に人と接する、そういったことをこれから大事にしていってほしい」とメッセージを送られました。
学生たちはこの学びと経験を無駄にせず、ぜひ今後の活動に活かしてほしいと思います。