一人ではじめられる身近なボランティア~秋の献血実施~
公開日:2019年11月8日
10月31日(木)、学生会主催の『秋の献血』をRYUKA DINING前で実施しました。
毎年、春と秋に、兵庫県赤十字血液センター、神戸垂水ライオンズクラブの方々にご協力いただき、学内献血を実施。学生会設立初期から25年以上続いており、毎回たくさんの方にご協力いただいています。
授業時間中は人もまばらでしたが、午前の授業終了のチャイムとともに、RYUKA DININGに続々と集まってくる学生たち。そのタイミングを逃さないよう、学生会のメンバーを中心に献血への協力を呼びかけていました。
献血は怖いものじゃない。その重要性を伝えていきたい
学生会に入ったのは「献血活動をしていたから」と語るほど、『献血愛』が深い、メンバーの山岸 慧さん(商学部経営学科1年)に、献血への想いを語ってもらいました。
「僕が初めて献血をしたのは、高校3年生のとき。地元で献血の推進大使をやっている同級生がいたのがきっかけです。すごく怖かったんですけど(笑)。でも、実際にやってみると、時間はかかるけど、何も怖いものではないんですよね。
ただ、その後に『また行こう』とは思いませんでした。ところが、祖父が血液系の病気で倒れて、そのときはじめて献血の必要性を痛感。それまで、ボランティアとかにもそんなに興味はなかったけど、自分が献血をすることで誰かの役に立てるなら、と。この体験をきっかけに、定期的に献血に行くようになりました。
僕自身がそうだったように、多くの人は献血に対して恐怖心があるんだと思います。それは、献血に対する正しい情報が伝わっていないからかな、と。だからこそ、今後は、『献血してください』という呼びかけだけではなく、献血に対する想いとか重要性を伝えていきたいな、と思っています。その結果、献血をしてくれる人が増えたら嬉しいですね」
今回は、学生をはじめ、教職員や地域の方々など62名(受付者数81名のうち献血基準を満たした方)にご協力いただきました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
献血は、一人でもはじめられる身近なボランティア、です。一人ひとりのその想いが命をつないでいきます。今回タイミングを逃した人は、次回はぜひ参加してほしいと思います。