コロナ禍で血液が足りない!学生自らが『学内献血』実施に奔走

コロナ禍で血液が足りない!学生自らが『学内献血』実施に奔走

公開日:2020年12月7日

学内献血

(昨年の『秋の献血』の様子)

12月9日(水)、 RYUKA DINING前にて『学内献血』を実施します。
今年度の『学内献血』実施は、兵庫県内の4年制大学において本学が初となります。

毎年、春と秋に、兵庫県赤十字血液センター、神戸垂水ライオンズクラブの方々にご協力いただき実施している学内献血。学生会設立初期から25年以上続いてきましたが、今年は社会状況を鑑みて、春・秋の実施を断念しました。

しかし、コロナ禍の影響で全国的に献血協力者が減少傾向にあること、それにより血液が不足していることを知った学生会のメンバーが、「何かできないか?」と考え、大学に相談。企画から、日本赤十字社との調整までを学生自らが行い、今回の『学内献血』実施に至りました。

宮澤和孝さん

学生会の活動を通して献血を知ったという宮澤和孝さん(商学部マーケティング学科3年)は、「僕自身、初めて献血をするまでは怖いという気持ちがすごく強かったけど、実際にやってみると、思っていたような痛みもなく、楽な気持ちで受けれるんだ、と気づきました。コロナ禍で血液が足りていない、というニュースも目にします。もし今、『怖いな」と思っている人も、一度その思い込みを捨てて、参加してもらえるとうれしいです」と、献血を呼びかけました。

山岸慧さん

一方、学生会に入ったのは「献血活動をしていたから」と語るほど『献血愛』が深い山岸慧さん(商学部経営学科2年)。「家族が血液系の病気になったことがきっかけで献血の必要性を痛感。初めてのときはすごく怖かったけど、やってみると、何も怖いものではない。ちょっと勇気を出してみる。ちょっと動いてみる。それによって、いろいろな知識や情報を知ることができるので、イメージが変わると思います」と、話しました。

昨年の献血活動の際、宮澤さんは「一人ひとりの気持ちで救える命があることを学んだ。献血は、“誰かの人生をつなげることができる”価値あるボランティアだと思っている」と、山岸さんは「それまでボランティアとかにそんなに興味はなかったけど、自分が献血することで誰かの役に立てるなら、と定期的に献血に行くようになった」と話していました。
献血は、一人でもはじめられる身近なボランティアであり、一人ひとりのその想いが命をつないでいきます。

当日は感染予防対策を講じたうえで実施します。ぜひこの機会に、一人でも多く参加してほしいと思います。

※感染予防対策の観点から、今回の献血対象者は、本学学生、教職員のみとなります。

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