『教わる』から『自ら考える』授業へ

『教わる』から『自ら考える』授業へ

公開日:2019年9月20日

全員参加型スマホ授業

個々の意見をリアルタイムで共有。全員参加型"スマホ授業"

大規模多人数同時参加型オンラインアンケートアプリ

流科大では、教員の講義を学生が聴くという従来の『一方的に教える』授業を改革。テーマについて学生それぞれが考え、自分の意見を発信、教員とコミュニケーションを取りながら進める『考える学習型授業』を推進しています。

その一環として取り組んでいるのが “スマホ授業“ 。
スマートフォンのアプリ(大規模多人数同時参加型オンラインアンケートアプリ)を使って、回答を選択したり自分の意見を送信したり、全員が自発的に参加することができます。
このような『考える学習型授業』は、本学のすべての授業に導入されています。

授業への参加意欲を向上させる“ライブ感”

スマホ授業で使用するアプリ(大規模多人数同時参加型オンラインアンケートアプリ)には、『出席確認機能』と『アンケート機能』があります。

『出席確認機能』では、発行される受付番号を入力することで出席となります。ただ、他人のスマホからは登録ができませんので、従来の用紙での出席確認より厳密な確認が行えるようになりました。

『アンケート機能』には、質問に対しての答えを選択する『単一選択』と、自分の意見を自由に書き込める『自由記入』があります。
『単一選択』による学生の回答結果は、即座に集計・グラフ化されます。一方の『自由記入』も、各自のコメントが瞬時に画面に匿名表示されるため、学生たちは他者のさまざまな考え方を知ることができます。

どちらも提出者数も表示されるため、未回答の学生に参加を促すことができ、「別に回答しなくてもいい」という意識の低下を防止。さらに、瞬間瞬間の反応をリアルタイムで体感できるライブ感も、学生の学習意欲向上につながっています。

スマホを通してなら、自分の意見を堂々と伝えられる

スマホを通してなら、自分の意見を堂々と伝えられる

スマホ授業の最大の特徴は、受講生の多い授業でも全員が参加できること。また、自分以外のみんながどう思っているのか、を共有できることです。

従来の授業では、意見を述べるときは口頭。しかし、自分の意見をしっかり持っていても、人前で言うのが苦手な人もいます。でも、スマホを通してなら、そのハードルはぐっと下がります。画面に表示されるコメントに対しては、学生同士で相互評価することができるので、自分の書いた意見に誰かが賛成してくれたり、反応がリアルに感じられ、それが自分の意見を発信する喜びにつながっていきます。

スピード感のあるコミュニケーションがもたらす変化

スピード感のあるコミュニケーションがもたらす変化

伝える楽しさに気づくと同時に、『知る』ことへの好奇心が生まれてきます。自分以外の他の受講生が、どう思っているのか、どう考えているのか、もっと『知りたい』と。それが、結果的に新たな発見や気づきへと繋がっていくのです。
誰かの意見に対して、その場で考え、意見交換できるスピード感あるコミュニケーションは、その場の距離を縮め、学びの質を変えていきます。

大学の講義は受け身になりがちですが、“スマホ授業”を取り入れたことで、学生たちは能動的に授業に参加。自分で考え、積極的かつ活発な意見の発信・交換が行われるようになり、授業はどんどん活性化しています。

Interview

商学部経営学科・川合宏之准教授

商学部経営学科・川合宏之准教授

これまでの大学の授業は『教員が学生に教える』という一方的なカタチになりがちでした。しかし、スマホの授業を取り入れることで、学生が『自ら考える』授業を展開できていると感じています。今まではどうしても受け身になりがちでしたが、スマホを通して自分で意見を発信する、選択肢を選ぶ、という行動を取ることによって、学生が授業に対して積極的に取り組むようになりました。
逆に教員も、今後はどういう風に授業を展開していくか、考えていかなければいけません。そういう面で、今までよりステージが上がってきたと思います。学生たちが今後どういうことを発信していくのか、という部分も期待されるところかな、と思います。

商学部経営学科1年・辻本琳太郎さん

商学部経営学科1年・辻本琳太郎さん

大教室だと、一人一人の意見がなかなか先生に伝わりづらかったり、挙手しても気づかれないことがあったりします。でも、スマホ授業だと、ひとつの画面にみんなの意見が反映されるし、恥ずかしくて意見できないようなことも伝えられて、先生にも自分の気持ちが伝わります。自分の書いたコメントを読んでもらえたときはうれしいと感じます。

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