実家のイチゴをブランドに!春スイーツで老舗菓子メーカー「美十」とコラボ
公開日:2018年4月26日
起業・ベンチャー型事業承継者育成プログラム2018年度「流科大版 マネーの虎」にて、見事、出資金を獲得した白木雛世さん(商学部マーケティング学科3年生)。
実家で作っている苺を『iCHi-HiME』として、多くの人に喜んでもらえるようにブランディングを進めています。
このたび、京都銘菓「おたべ」や「京ばあむ」を筆頭に数々のお菓子を手掛ける老舗メーカー美十(びじゅう)の洋菓子ブランド『ぎをんさかい』とコラボが実現!!
地元を元気に! 愛媛のイチゴのブランド化を目指す
実家が愛媛県で苺(あまおとめ)を作っている農家の白木さんは、「実家で作った苺をたくさんの人に食べてもらうため、もっと広く流通させたい」という思いから、起業・ベンチャー型事業承継者育成プログラムに参加しました。自分の事業プランを現役経営者にプレゼンし、有望な企画は出資を受けることのできる「流科大版 マネーの虎」。2018年度に出資金を獲得した白木さんは、実家で作っている苺の「ブランド化」を目指し活動しています。
白木さんは「広く流通させるためには、苺を生のままではなく加工して提供する。そうすることで、より鮮度を保ったままお客様に届けることができる」と考え、株式会社美十にスイーツへの取り入れを提案しました。まず、代表取締役社長の酒井氏に愛媛県の実家まで来ていただき、苺を試食してもらいました。酒井氏からのご指摘を受けて改善策を探し、今回のコラボが決定しました。
来年の商品化を目指し、試作品の開発と会社設立の準備を進めていましたが、なんと、今年4月から店頭に並ぶことに!!
商品化が決まったと聞いたときは、「只々、ビックリした」という白木さん。
来年の実現を想定していただけに、こんなにも早く夢がかなうとは思っていなかったようです。
2019年春スイーツとして商品化された『苺のフレジェ』。(税込572円 ※販売当時)
「洋菓子ぎをんさかい」花見小路店・京都伊勢丹店にて春季限定で5月中旬頃まで販売予定。春らしい華やかなケーキとなっており、軽めのバタークリームとiCHi-HiMEの相性バッチリ○
現在、季節のケーキで“1番売れている!”と大好評です。
「洋菓子ぎをんさかい」公式HP→ http://www.gion-sakai.com/index.html
白木さんの目標は「iCHi-HiMEで地元を元気にする!」
地元・愛媛県の活性化につなげるべく、「いちご狩り」なども企画していきたいとのことです。
本学では、今後の活躍を応援するとともに、彼女に続く学生の登場にも期待に胸を膨らませています。
関連リンク
- 第3回 Start-up Judgement「流科大版 マネーの虎」を開催(2018年5月22日掲載)