2日間で意識が変わる!? 3年生の“就活スイッチ”が入る『就活対策セミナー』
公開日:2022年12月22日
就活準備も佳境を迎えている3年生の、この時期の恒例行事といえば『就活対策セミナー』。今年度も、第1回目を12月10日(土)・11日(日)に実施しました。
春から本格化する就職活動を前に、教職員や企業の人事担当者から、就活の進め方や心構え、自己PRの考え方、面接対策、などを集中的に学ぶこのセミナー。さらに、就活アドバイザーである4年生の内定者も参加。自身の経験を踏まえたアドバイスで3年生たちをサポートします。
コロナ禍以降、宿泊形式から通学形式に変更し、学内で2日間にわたって実施。参加学生たちは、5〜6人が1グループとなり、切磋琢磨しながら“就活対策漬け”の2日間を過ごします。
1日目:徹底的に『自己PR』を考える
就職部職員から『2日間の取り組み方』についてのアドバイスを受けた学生たちは、アイスブレイクとしてグループの他メンバー全員と名刺交換。その後、皆の前で30秒自己紹介を行いました。続いては、就活アドバイザーとの座談会。3年生たちにとって、未知の世界である就職活動を経験してきた先輩たちの話や言葉が一番心に響きます。
この機会を無駄にしないよう、今自分が気になっていることや疑問に感じていること、不安に思っていること、などを積極的に質問していました。年齢が近いからこそ相談できることもあった様子。3年生にとってはもちろん、4年生も自身の就職活動を振り返ることができ、とても有意義な時間になったようです。
午後からは、『SPI』のチャレンジテスト(非言語)をはさんで、キャリアコンサルタントであり就活塾「就活ワークス」を運営する神瀬邦久氏による特別講義。「自己分析とは何か?」「何のために行い、行うことでどうなるのか?」説明を受けた学生たちは、実践として自己理解を深めるためのペアワークに挑戦。『自己発掘』の方法と重要性について学びました。
神瀬氏から学んだことを踏まえ、4年生の先輩や教職員にアドバイスをもらいながら『自己PR』を作成。その後は、別室に移動し、面接方式でそれぞれが作成した自己PRを発表。翌日の集団面接練習に備え、先輩や教職員からアドバイスをもらいました。
2日目:『自己PR』の実践と面接対策
2日目は、『SPI』チャレンジテスト(言語)からスタート。続いて、石光商事株式会社 管理部門総務人事チームの浅見正明氏による特別講義を行いました。
毎年、さまざまな企業の採用担当者が、本学学生のために就活のポイントについて講義してくださっています。今回は、『就活軸の重要性』をテーマに、就職活動において大切なポイントを2つ紹介。また、集団面接やグループワークなどで、どういうところを見て、何を評価しているか。“採用担当者の視点”を伝授いただきました。
学生たちも、この機会に聞いておきたいことを次々と質問。浅見氏からの言葉に、感じていたもやもやが解消されたようで、表情がどんどん明るくなっていくのが印象的でした。
そして、いよいよ最後のプログラムとなる、集団面接練習。教職員、就活アドバイザーを面接官に見立て、各グループごとに入室・面接・退室までの一連の流れを体験。2日間の学びと、懸命に考えた自己PRを胸に、何度も実践を繰り返しました。
毎回、定員50名が募集開始とほぼ同時に埋まる本セミナー。スケジュールも内容もかなりタイトではありますが、就職活動を終えた学生たちの多くが「就職活動のスイッチが入るきっかけになった」と話します。
今回参加した3年生たちも、全プログラムを終えるころには、明らかに表情に変化が。就職活動のことだけを考え、とことん自分自身と向き合うなかで、随分と不安が払拭された様子。自分に必要な準備が何なのか、明確になったようです。
『就活対策セミナー』は、年間計3回実施予定
- 第2回目:2月10日(金)・11日(土・祝)
- 第3回目:2月24日(金)・25日(土)