公平な視点で論点をまとめ、自分の言葉で伝える。【学生書評コンテスト】表彰式を実施
公開日:2025年1月31日
12月18日(水)、本学の附属図書館にて【第24回学生書評コンテスト】の表彰式を行いました。
【学生書評コンテスト】とは、感動した本・影響を受けた本・人に薦めたい本などを紹介する書評を募集し、入賞作品を紹介することで読書の奨励を図ることを目的に、毎年実施しているもの。
今年度は、60編の応募が寄せられ、厳正なる審査の結果、最優秀賞・優秀賞各1編、佳作9編の入選作品が決定。この日出席した8名に、羽森直子図書館長より表彰状と副賞が授与されました。
また、最優秀賞に選ばれた奥出幸将さん(人間社会学部2年)は、「今回このような場を設けていただき、ありがとうございます。学生書評コンテスト最優秀賞という輝かしい賞を手にできたこと、とても光栄に思います。私は幼いころから今日に至るまでたくさんの本を読んだのですが、その結果が今回のような賞の受賞に至ったと確信しております。これからもたくさんの感動や知識を与えてくれる本という素晴らしいツールを用いて、より精進していく所存でございます」と、受賞の喜びと今後の抱負を語りました。
自らの感想・意見のみではなく、公平な視点を持って論点を整理していく。『書評を書く』ということは、その訓練のひとつです。学生たちは、今後の社会人生活において必要となる『要点をまとめ、わかりやすく、自分の言葉で伝える』力を養っていきます。
なお、今回入賞した学生が選んだ著書は、図書館2階の企画コーナーで紹介しています。
- 最優秀賞
奥出 幸将さん(人間社会学部2年)
『本を守ろうとする猫の話』(夏川 草介 著)
- 優秀賞
妹尾 拓真さん(商学部2年)
『がんばる理由が、君ならいい』(0号室 著)
- 佳作
小寺 成美さん(商学部2年)
『影響力の武器』(ロバート・B・チャルディーニ 著)
坂本 咲恵さん(商学部2年)
『鼻』(芥川 龍之介 著)
中角 祐衣奈さん(経済学部3年)
『レモンと殺人鬼』(くわがき あゆ 著)
廣瀬 智也さん(経済学部3年)※廣は广(まだれ)に黄
『鉄道のドイツ史-帝国の形成からナチス時代、そして東西統一へ-』(鴋澤 歩著)
柴田 怜実さん(人間社会学部4年)
『死にがいを求めて生きているの』(朝井 リョウ 著)
松田 心海さん(人間社会学部2年)
『迷ったら、ゆずってみるとうまくいく』(枡野 俊明 著)
有竹 潤華さん(人間間社会学部2年)
『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン 著)
牛丸 由依さん(人間社会学部2年)
『カラフル』(森 絵都 著)
坂本 竜規さん(人間社会学部2年)
『僕は君の「大丈夫(嘘)」を見破りたい』(まさを 著)