日本での就職に向け参加を推奨している“インターンシップ”の『準備講座』を開講

日本での就職に向け参加を推奨している“インターンシップ”の『準備講座』を開講

公開日:2025年5月8日

留学生インターンシップ準備講座

20の国と地域から多くの留学生が学んでいる本学。日本での就職を希望する留学生に、さまざまなプログラムやイベントを用意し、日本企業への就職をバックアップしています。

「日本で就職する留学生には全員参加してほしいイベント」と位置づけているインターンシップ。参加を推奨するとともに、昨年度から学部3年生・修士1年生を対象に『インターンシップ準備講座』を開講し、事前準備をサポートしています。

昨年度は単発で開講した講座を、今年度は4月23日(水)~6月11日(水)まで全7回(最終回は事後報告会)に分けて実施。留学生たちは、インターンシップを体系立てて学んでいきます。

第1回 基礎講座

基礎講座

まずは、インターンシップについて“知る”ことが大事。初回は、留学生支援部の職員から、インターンシップの基礎について学びました。

「インターンシップとは何か」「何のために参加するのか」といった基礎的なことについて説明。続いて、情報検索やエントリーができる3つのサイト(大学コンソーシアムひょうご神戸、大阪外国人雇用サービスセンター、兵庫インターンシップ&キャリアシステム)について紹介しました。

アウトプットのワーク

アウトプットの個人ワークでは、学生が興味を持っている業界・企業を検討し、夏休みまでの目標と行動スケジュールを作成。周囲の学生とも相談しながら、賑やかな雰囲気で進行しました。

また、先輩の就職状況も紹介。希望の企業に就職した先輩学生は、インターンシップ参加を通じて日本企業への理解、社会人として必要なビジネスマナーを学んだことを知り、参加学生たちは改めてその重要性を感じたようです。

第2回 業界・企業研究①

業界・企業研究①

第2回は、留学生の就職支援などを行っているユニ・ダイバース合同会社代表の香川愁吾氏を講師に迎え、『業界・企業研究』をテーマに学びました。

まず冒頭で、業界・企業研究をする目的やインターンシップとの関連性について説明。目的のひとつに『志望動機の作成』を挙げ、面接でよく聞かれる質問や就職活動の流れとともに、志望動機の書き方のポイントと例文を紹介しました。

ワークを行う留学生

続いて、業界・業種について具体的に解説。それを踏まえて、自分がどういった業界で、どんな仕事がしたいのか、留学生たちはワークシートに書き込んでいきました。また、日本での留学生の就職者数が大幅に増加していること、その3つの理由についても説明。各理由ごとに外国人留学生の就職先について説明する香川氏の話に、留学生たちは真剣に耳を傾けていました。

説明をする講師の香川氏

質問に答える留学生

参加した留学生からは「今までどんな業界があるか分からなかったが、この講座でよく理解できた」「興味のある業界以外にも知ることができて視野が広がった」などの声がありました。

次回は、留学生採用企業や大学コンソーシアムひょうご神戸のインターンシップ参加企業を例に、引き続き企業研究について学びながら、準備を進めていきます。

第3回 業界・企業研究②

業界・企業研究②

前回に続き、香川氏を講師に『業界・企業研究』をテーマに学んだ第3回。今回は、実際に留学生を採用している企業を例に、企業研究のワークを行いました。

この日は、インターンシップに備えて企業研究が必要な理由、企業研究の方法や進め方について説明した香川氏。その方法のひとつ、『WEBサイトで調べる』を、実際に留学生を多く採用している企業を例に、ワークシートを使って実践しました。就職情報サイトや企業のホームページでどこをポイントに見ていくか。香川氏からアドバイスを受けながら、留学生たちは必要な情報をワークシートに書き込んでいきました。

ワークに取り組む留学生

アドバイスを受ける留学生

続いて、自分が気になる企業を1社ピックアップ。同じように、就職情報サイトと企業ホームページから調べた内容をワークシートに記入するなど、企業研究の進め方を実践を通して学びました。

本学では、日本での就職を希望する留学生が、夢や目標を実現していけるよう、さまざまな観点からきめ細やかなサポートを行っています。

留学生のための就職活動支援

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