英語も中国語も“本気で”学ぶ
グローバル・スタディーズ・プログラム(GSP)説明会を開催
公開日:2025年6月2日
5月28日(水)・29日(木)の2日間にわたり、『グローバル・スタディーズ・プログラム(通称:GSP)』の説明会を開催しました。
今年で11年目を迎える本プログラムは、英語と中国語を2年間で徹底的に学ぶ、流通科学大学ならではの語学教育プログラム。
TOEICスコアを300点以上アップさせた学生もいるなど、その成果は確かなものです。
GSPとは?
GSPは、1年生後期から3年生後期までの2年間で、英語と中国語を同時に学び、ハイレベルな語学力を身につける特別プログラムです。
「とにかくハードだけど、仲間と一緒に努力できる環境がある」。
参加学生の多くがそう語ります。
2025年度の説明会には、総勢60名を超える学生が参加。参加者たちは、語学への情熱と、GSPにかける期待を胸に話を聞いていました。
指導教員からのメッセージ
説明会では、英語指導を担当する濱田真由美准教授より、GSPの目的や取り組み内容、求める姿勢などについて説明がありました。
参加学生からは、「現時点での英語力が不安」という声も聞かれましたが、濱田先生はこう伝えました。
「大切なのは、“どれだけ本気で学びたいか”。語学力は後からついてくるものです」。
学生たちはうなずきながら、その言葉をしっかり受け止めていました。
TOEIC800点。GSPがくれた“語れる自信”
-原田一平さん(ワイカト大学留学予定)
この秋からニュージーランド・ワイカト大学に留学予定の原田一平さん(経済学部経済情報学科3年)は、「何かに夢中になりたい」という思いからGSPに参加しました。
きっかけは、音楽やゲームを通して触れた外国語のセンスやユーモア。英語を学ぶことで、自分の世界をもっと広げたいと感じたといいます。
「高校時代、“力を入れて取り組んだこと”がなかった自分にとって、GSPは胸を張って語れる経験になりました」。
GSPでは、少人数クラスでのアクティブラーニングが中心。先生との距離も近く、常に自分の意見を発信することが求められる環境が刺激になったといいます。現在のTOEICスコアは800点。原田さんは「自分はまだまだ伸びる」と笑顔を見せ、留学への期待を語ってくれました。
日本語・英語・中国語。すべてを同時に学んだ先に
-ディン ミン ヴォンさん(ベトナム出身・留学生)
ベトナム出身の留学生、ディン ミン ヴォンさん(商学部経営学科3年)がGSPに参加したのは、「自分の限界を越えたい」という思いからでした。
入学当初は日本語にも不安を感じながらのスタート。そこに英語と中国語の学習が加わり、3言語を同時に学ぶというハードな毎日が始まりました。
しかし、授業や日常の中で少しずつ“使える”ようになってきたことで学びの楽しさに気づいたといいます。
先生に日本語で中国語の質問をしたり、中国語で他の留学生に話しかけたりと、言語の壁を越える工夫と努力を積み重ねた結果、語学力は大きく向上しました。
「志の高い仲間と出会えたことも、自分を支えてくれました」。
GSPを通して“世界が広がる”
最後に、参加者からの質問に対し、原田さんはこう語りました。
「英語を学んでいて良かったと感じたのは、自分の世界が広がったとき。趣味のゲームでも、外国の人と英語でメッセージをやりとりできるようになって、世界が近くなったと感じました」。
語学は“勉強”だけではなく、“つながり”をつくる力でもある。
そんなメッセージが、参加者たちの心にも深く響いていたようです。
GSPはこんな人におすすめです!
- 留学や語学力アップに本気で取り組みたい人
- 将来、海外で活躍したい人
- 志の高い仲間と切磋琢磨したい人
GSPは、ただ語学を学ぶだけのプログラムではありません。
自分の限界に挑戦したい、視野を広げたい――そんな小さな“やってみたい”という想いが、行動を変えるきっかけになります。
流通科学大学では、学生の一歩を応援する『夢の種プロジェクト』を通じて、こうした挑戦を後押ししています。ここでの学びが、学生たちの未来につながる“夢の種”を少しずつ育てていきます。