公務員を目指す学生たちの実践演習思考力と人間力を育む、公務員特別演習Ⅱ

公務員を目指す学生たちの実践演習
思考力と人間力を育む、公務員特別演習Ⅱ

公開日:2025年6月10日

公務員特別演習Ⅱ

6月6日(金)、経済学部の2年生を対象とした「公務員特別演習Ⅱ」を開講しました。

この演習は、公務員を目指す学生に向けて、1年後期(演習Ⅰ)から4年前期(演習Ⅵ)まで続く一貫プログラムのひとつ。

今回は、従来の座学から一歩踏み出し、身体を使ったユニークなワーク形式の授業が展開されました。

教室に響く音楽、笑い、そして真剣なまなざし

いつもとは違う雰囲気で流れ始めたカフェミュージックに、学生たちは最初少し驚きながらも、和やかな空気の中で授業はスタート。

この日のテーマは明かされないまま、学生たちは以下のようなワークに取り組みました。

  • キーフレーズから物語をつなぐリレー作文
  • 逆しりとり
  • イメージから場面を想像するワーク
  • 鏡合わせ(ペアで動きを合わせる)
  • トランプを使った価値観共有ゲーム

ワークに取り組む学生

リレー作文

一見すると“遊び”のように思えるこれらのワークですが、学生たちは本気で取り組み、時折笑い合いながらも真剣な表情で取り組んでいました。

ネタばらし:この授業の狙いとは?

授業の最後に担当教員である河辺有希生教授から明かされた“狙い”に、学生たちも納得。

今回の一連のワークは、「体験を通じた思考力と柔軟性の育成」をテーマに、以下の力を養うために設計されたものでした。

  • 想像力を働かせる力
  • 他者の意見を受け入れる柔軟性
  • 多様な視点で課題を捉える思考力
  • 異なる価値観を理解し、すり合わせる力

これらは、公務員として必要不可欠な「相手の立場に立って物事を考える力」の土台となるスキル。明るく前向きに他者と関わり、自由な発想を楽しみながらも、互いにぶつかり合い、学び合う姿勢は、流通科学大学が掲げる「ネアカのびのびへこたれず」の精神に通じる人間力が問われる場でもありました。

ワークの狙いに耳を傾ける

河辺有希生教授

学生たちの声:体験から得た学び

授業の最後には、全員が感想を共有。そこにはこんな声が寄せられました。

「普段あまり関わらない学生ともコミュニケーションが取れた」

「自分にない考え方と出会い、勉強になった」

「価値観の違いを実感し、そのすり合わせの難しさと大切さを学んだ」

「体を動かすだけではなく、自分たちの思考のプロセスをさかのぼって振り返るという頭もたくさん動かす授業だった。とてもいい刺激になった」

この体験を通して得たそれぞれの気づきや発見を胸に、公務員という目標に向けた一歩を踏み出す時間となったようでした。

流通科学大学は“なりたい自分”を応援します

公務員とは、人々の暮らしを支える“究極のサービス業”。

その職に就くために必要なのは、知識だけではなく「正解のない問いに仲間とともに挑戦できる人間力」です。

流通科学大学では、こうした学びを支える支援として、「夢の種プロジェクト」を実施。

学生一人ひとりの“なりたい自分”に向けた挑戦を、授業とサポートの両面から全力で応援しています。

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