留学生の就職を応援!『企業見学ツアー』で日本企業を体感
公開日:2025年9月18日

9月17日(水)、日本での就職を希望する留学生を対象に『企業見学ツアー』を実施。今年は、淡路島を拠点とする2社を訪問しました。
現在、20の国と地域からの1000名を超える留学生が在籍している本学は、留学生向けの就職支援にも力を入れています。この『企業見学ツアー』は、留学生の採用実績がある企業を訪問し、日本企業を身近に体感することができる人気のイベントです。今年度は29名が参加しました。
1社目:株式会社パソナグループ(本社:兵庫県淡路市)

最初に訪問したのは、株式会社パソナグループ。人材派遣、再就職支援をはじめ、地方創生・教育・介護など、さまざまな分野で社会の課題解決に取り組んでいる企業です。淡路島では、観光・農業・芸術を融合した地方創生事業を展開しています。
この日は、同社が運営する施設をバスで巡りながら、人事担当の方が、会社の取り組みや淡路島について説明。パソナグループが求める人材像や面接でのポイントなども教えていただき、留学生たちは熱心に耳を傾けていました。また、見学の途中、同社が手がける人気スポットに目を輝かせる場面も。その魅力を実感したようでした。
その後、年齢の近い外国出身の社員の方から、日本企業で働くなかで感じた「壁」など、実体験を交えたお話がありました。自分自身と重ねるように、真剣な表情で聞いていた留学生たち。必要とされるスキルや、仕事を通じて成長を感じた瞬間など、積極的に質問していました。
2社目:株式会社ホテルニューアワジ(本社:兵庫県洲本市)

次に訪れたのは、淡路島を拠点として、宿泊施設の運営を中心に事業を行う株式会社ホテルニューアワジです。地域の資源を生かし、お客様が旅の目的に合わせて選べるよう、コンセプトが異なる21のホテルを展開。地域の暮らしや経済を支えています。
まず、人事担当の方から会社概要を伺った後、ホテル内を見学。スタッフの方の案内で施設を回るなか、留学生たちは、気配りと手入れの行き届いた空間に感動の声をあげていました。その高い“おもてなしの心”を肌で感じることができたようです。

本格的な就職活動が始まる前に、企業の方からお話を伺い、実際の職場を見学したことで、日本企業で働くイメージをより具体的に描くことができました。参加した留学生にとって、将来を考えるうえで大きなヒントとなる、充実した一日となりました。
 
            









