『公務員特別演習Ⅰ』で公務員の実像に触れる 神戸市職員による講義を実施!

『公務員特別演習Ⅰ』で公務員の実像に触れる 神戸市職員による講義を実施!

公開日:2025年10月28日

公務員特別演習Ⅰ_1

10月23日(木)の2限『公務員特別演習Ⅰ』にて、神戸市職員の方3名を講師としてお招きし、業務内容や神戸市が抱える課題とその解決に向けた施策についてお話しいただきました。

『公務員特別演習Ⅰ』は、公務員を志す全学部共通の授業で、1年後期(演習Ⅰ)から4年前期(演習Ⅵ)まで続く一貫プログラムの一部。今回は、現場で活躍する職員の声を通じて、公務員という職業への理解を深めました。

現場の経験から学ぶ、業務の実像

講義の前半では、現在西区役所に勤める入庁2年目の若手職員の方と、複数部署を経験した中堅職員の方が登壇。それぞれの立場から、これまでの担当業務や仕事を通じて感じたことなど、お話しいただきました。

そのなかで「なぜ公務員を目指したのか」「民間企業との違い」「神戸市を選んだ理由」など、就職活動でのエピソードや、学生への率直なアドバイスもあり、学生たちは、真剣な表情でうなずきながらメモを取っていました。

2~3年ごとの異動によって全く異なる業務に対応する必要があること、想像以上に多忙であること、働きやすさ、公務員に求められる資質。業務のやりがいや面白さ、大変さなど、より具体的に公務員の実像を学ぶことができました。

公務員特別演習Ⅰ_2
公務員特別演習Ⅰ_3

神戸市の公共交通について考える

後半は、都市局交通政策課の方による講義。神戸市が抱える『公共交通問題』をテーマに、グループワークを挟みながら進行しました。

「公共交通が厳しい状況にあるのはなぜか?」「公共交通サービスが低下すると困るのは誰か?」といった問いに対し、学生たちはグループごとに意見を出し合い、ホワイトボードにまとめて発表。講師の方から、実際の背景や市の取り組みについて丁寧に解説がありました。ひとつの課題に対して、さまざまな視点からとらえ、市民の声に耳を傾け、多様に施策を打ち出していることを知り、学生たちは公務員の仕事の奥深さに触れることができました。

公務員の仕事の幅広さを実感した今回の講義。進路への意識が深まる貴重な機会となりました。

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