今年も多くの挑戦者が集った【RYUKAスピーチ・朗読コンテスト】
公開日:2025年11月7日

11月1日(土)、【2025年度 RYUKAスピーチ・朗読コンテスト】を実施。高校生や日本語学校生など、今年も多くの生徒・学生が参加し、日頃の語学学習の成果を披露しました。
語学学習者を応援する【RYUKAスピーチ・朗読コンテスト】
このコンテストは、「もっと外国語力を身につけたい」という学生のモチベーション向上、および高校生・日本語学校生の語学学習の目標になるように、との趣旨のもと2016年度から実施。以下4つの部門で競われます。
- 『英語スピーチ』部門
- 『英語レシテーション』部門
- 『日本語スピーチ』部門
- 『関西弁朗読』部門
今年度は、英語スピーチ・レシテーション部門に26名(全員高校生)、日本語スピーチ・朗読部門に28名(うち日本語学校生13名)の、延べ54名が最終審査に臨みました。


緊張を力に変えて、全力のパフォーマンス
開始前から緊張感が漂う会場。参加者たちは静かに心を整えていました。
審査員挨拶での温かい励ましの言葉を受けて、いよいよ本番がスタート。堂々と話しきった人、豊かな表現力で聴衆を惹きつけた人。緊張で言葉に詰まりながらも、最後まで伝えようと粘り強く挑んだ人。どのスピーチにも、真剣な思いが込められていました。


努力への敬意と今後へのエール
表彰式では、審査員から講評とともに、今後の学習に向けた具体的なアドバイスも。
結果に悔しさをにじませる参加者もいましたが、大きな舞台を乗り越えた参加者たちの表情は晴れやかで、達成感に満ちていました。
どのような結果であっても、この日のために積み重ねてきた努力は、次のステップにつながるはずです。今回の経験が、さらに語学力を磨くきっかけとなることを願っています。
受賞者コメント
英語スピーチ部門
【最優秀賞】斎藤 玲花 さん(金蘭千里高等学校2年)『The world of dining etiquette』
「中3の時、校内コンテストで英語スピーチの楽しさを知り、高2の夏に【RYUKAスピーチコンテスト】をネットで見つけて参加を決めました。聞き手に伝わり楽しんでもらえるよう、表現を工夫しながら練習を重ねました。母も練習に付き合い応援してくれたので、最優秀賞を取れて本当に嬉しいです。遠方からでしたが、参加してよかったです」
【優秀賞】木戸 那奈美 さん(兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校1年)『In Order To Eliminate Poverty』
「ALTや作文の先生と、毎日昼休みに練習を重ねました。本番で、その成果を出せて嬉しかったです。他の参加者のスピーチも聴けて、良い経験になりました。次は最優秀賞を目指して頑張ります」
英語レシテーション部門
【最優秀賞】谷口 実加 さん(岡山県立城東高等学校1年)『Peach Boy(PartⅠ)』
「これまでの努力が報われて、本当にうれしいです。岡山から来たかいがありました。発表前は緊張と不安でいっぱいでしたが、壇上では『自分はできる』と信じて話しました。まだ一年生なので、これからも英語のレシテーションコンテストに積極的に参加して、誰もが『うまい』と思ってくれるようなスピーチができる人になりたいです」
【優秀賞】松本 夕依 さん(神戸国際高等学校1年)『Peach Boy(PartⅠ)』
「賞がもらえると思っていなかったので、嬉しい気持ちでいっぱいです。今まで参加したスピーチコンテストのなかで一番緊張感がある会場でしたが、それで反対に奮い立たせてもらい、新しい世界を見たような感覚でした。さらに上を目指して頑張りたいです」
日本語スピーチ部門
【最優秀賞】李 宗宇 さん(神戸東洋日本語学院 ) 『留学生活を通して成長した自分』
「しっかりと準備と練習を重ねて、最優秀賞を狙っていたので、嬉しいです。これからもっと日本語を学んで、日本人と同じレベルで話せるようになりたいです」
【優秀賞】張 經緯 さん(神戸東洋日本語学院 ) 『日本語なんて「超簡単」?』
「日本に来たのは今年の7月なので受賞には驚きましたが、嬉しいです。スピーチで話したように、日本語はとても難しいですが、これから頑張って勉強していきたいです」
関西弁朗読部門(題目は『からあげ』)
【最優秀賞】バナード キャメロン オニール さん(国際語学学院)
「4月に来日して日本語を勉強しはじめたばかりなので驚きましたが、嬉しいです。これからも日本語の勉強を頑張りたいです」
【優秀賞】グエン フィ イェン さん(流通科学大学商学部4年)
「今回初めて参加して受賞できてうれしかったです。日本にきて6年目で、長い間日本語を勉強してきましたが、今回初めて関西弁を学んで、すごく難しかったけど、とてもおもしろくかったです。最初、怖い印象があった関西弁ですが、今回学んだことですごくオープンで楽しい言葉だということを知ることができました」
英語スピーチ部門
| 最優秀賞 | 斎藤 玲花 さん(金蘭千里高等学校2年) 『The world of dining etiquette』 |
|---|---|
| 優秀賞 | 木戸 那奈美 さん(兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校1年) 『In Order To Eliminate Poverty』 |
| 審査員賞 | 村上 愛風 さん(兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校1年) 『To Prevent AI From Taking Your Job!』 |
英語レシテーション部門
| 最優秀賞 | 谷口 実加 さん(岡山県立城東高等学校1年) 『Peach Boy(PartⅠ)』 |
|---|---|
| 優秀賞 | 松本 夕依 さん(神戸国際 高等学校1年) 『Peach Boy(PartⅠ)』 |
| 審査員賞 | 松田 真弥 さん(兵庫県立御影高等学校2年) 『Peach Boy(PartⅢ)』 |
| 山本 花 さん(兵庫県立長田高等学校2年) 『Peach Boy(PartⅢ)』 |
日本語スピーチ部門
| 最優秀賞 | 李 宗宇 さん(神戸東洋日本語学院 ) 『留学生活を通して成長した自分』 |
|---|---|
| 優秀賞 | 張 經緯 さん(神戸東洋日本語学院 ) 『日本語なんて「超簡単」?』 |
| 審査員賞 | チャン ヴィン チュオン さん(流通科学大学商学部2年) 『情熱を探す』 |
| Good Performance賞 | フーフーミャットトゥー さん(神戸外語教育学院) 『人生』 |
| グェン ティ フェン さん(流通科学大学経済学部1年) 『迷子から始まった私の日本』 |
関西弁朗読部門 ※題目は『からあげ』
| 最優秀賞 | バナード キャメロン オニール さん(国際語学学院) |
|---|---|
| 優秀賞 | グエン フィ イェン さん(流通科学大学商学部4年) |
| 審査員賞 | ウェイ ヤン ミン タン さん(流通科学大学商学部2年) |









