第17回『神戸のまちの魅力を考える会』開催。商店街の変容から考える“これから”

第17回『神戸のまちの魅力を考える会』開催。商店街の変容から考える“これから”

公開日:2025年11月14日

第17回『神戸のまちの魅力を考える会』開催1

本学の教員5名が世話人を務める『神戸のまちの魅力を考える会(主催/流通科学大学、共催/神戸市)』の第17回が、10月14日(火)に開催されました。

この日は、いつもと少し趣向を変え、調査報告という形で実施。

2020年のコロナ禍の緊急事態宣言直後から、神戸元町商店街の組合および組合員の変化について追い続けてきた、世話人でもある商学部マーケティング学科・長坂泰之教授と新 雅史准教授及び甲南大学文学部教授・阿部真大氏の3名が、その調査研究結果を中心に報告を行いました。

第17回『神戸のまちの魅力を考える会』開催2

最初に、長坂教授から「神戸元町商店街の事務局および組合員の変容」と題し、調査をもとに経済的・経営的変化について報告。続いて、新准教授からは、1970年と現在の歩行者通行量の比較と近年の空き店舗の推移から「コロナ禍による広域商店街の変容ー神戸元町商店街を事例にー」について報告しました。そして最後に、甲南大学・阿部教授がインタビュー調査を行った2組合の変化に関して「神戸元町商店街へのコロナ禍に関するインタビュー調査を振り返って」と題して報告。

その後、参加者も交えてディスカッション。今後の商店街の方向性について考えました。

『神戸のまちの魅力を考える会』とはー

商業だけでないまちの魅力を皆さまとともに考えながら、商業エリアを含むまちの価値の向上につながるようさまざまな企画を実施。併せて、ネットワークづくりや仲間探しの一助になればとの思いのもと活動を行っています。

2025年12月開催。第19回「神戸のまちの魅力を考える会」ご案内

大阪市立大学名誉教授で前流通科学大学特別教授でもある石原武政先生にご登壇いただきます。日本の流通・商業分野を代表する研究者である石原先生。流通科学大学にも在籍され、神戸も含め日本全国の商店街・地域商業に関わりを持っておられます。

このたびは、石原先生の長年の研究のなかで、どのような背景から商店街という組織が生まれたのか、政策的にはどのような動きがあったのか、などについてお話してくださいます。終了後には忘年会を兼ねて懇親会を開催しますので、ぜひご参加ください。

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