留学生が企業の“本音”と出会う日 ~ビジネス日本語Ⅱ&キャリア実践論~
公開日:2025年11月25日

10月27日(月)、本学では留学生向けキャリア教育科目の授業にパナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社より山中慎一氏・辻崇雄氏を講師としてお迎えしました。今回の講義は、「留学生が企業のリアルに触れ、自分の未来を具体的に描く」ことを目的に行われました。
『ビジネス日本語Ⅱ』企業の視点を“理解する力”を磨く学びへ
本授業では、就職活動や職場で求められる日本語運用力を強化するだけでなく、「企業がどんな姿勢や思考を評価するのか」を理解することにも重点を置いています。

講師のお二人からは、
- 留学生に期待する人物像
- 自身の強み・弱みを把握する重要性
- 企業研究の質を高める方法
- 「やりたいこと・できること・任されること」
学生たちは熱心にメモを取りながら耳を傾け、企業の視点に触れることで、自身のキャリアをどのように築いていくかを考えるきっかけを得ていました。
『キャリア実践論』キャリアを形づくる価値観に気づくワークショップ型講義

同日開講の「キャリア実践論」では、“働くうえで何を大切にしたいか”という内面的なテーマに焦点を当てました。 授業前半では、講師のお二人が「キャリア・アンカー(働くうえで譲れない価値観)」に関する質問に回答しながら、ご自身のキャリアの転機や選択を振り返りました。
具体的なエピソードが語られると、学生たちは深く共感しながら聞き入っていました。
後半では、学生によるグループワークを実施。「企業人に聞いてみたいこと」をテーマに、働き方や企業選び、キャリアパスについて質問を出し合い、活発な対話が行われました。
こうした交流は、実社会の視点を自分事として捉える貴重な機会となりました。
企業と学生がつながる “学びの場” をこれからも
本学では今後も、企業と連携した実践的なキャリア教育を通じて、留学生が自分らしいキャリアを築くためのサポートを強化してまいります。
留学生支援の取り組みはこちら
https://www.umds.ac.jp/overseas-student/









