良い新年を迎えるために。毎年恒例『しめ飾り体験』で“世界にひとつ”のしめ飾りを
公開日:2025年12月15日

12月10日(水)・12日(金)、毎年この時期の恒例となっている『しめ飾り体験』を開催。今年も各日2部制で行い、日本人学生と留学生合わせて47名が参加し、お正月気分を先取りしました。
コロナ禍を機にスタートした“日本文化”に親しむ恒例イベント
このイベントがスタートしたのは2020年。コロナ禍で母国に帰ることができない留学生たちに、日本での生活を少しでも楽しんでもらいたい、と企画したのが最初です。以降、日本文化に親しむと同時に、日本人学生と留学生および在学生と卒業生の交流機会創出を目的に、流通科学大学の同窓会組織・有朋会の支援により毎年開催しています。
日本のお正月を知り、世界に一つのしめ飾りを
例年同様、講師はフラワーアレンジメント制作などで活躍している卒業生が担当。まず最初に、しめ飾りの目的や飾る期間など、日本のお正月文化について、参加学生との対話を交えながら紹介。留学生たちは、日本のお正月の習わしを興味深そうに聞いていました。


その後、使用する材料や作り方の説明を受け、それぞれ自分の好みの土台、水引、飾りをセレクト。いよいよ“世界にたったひとつ”のしめ飾り作りのスタートです。
イメージをカタチに。十人十色のしめ飾りが完成!
手慣れた様子で器用にしめ飾りを仕上げていたのは、昨年度引き続き2回目の参加となる留学生。自分のペースでサクサクと作業を進めていました。一方、水引の扱いや飾りのつけ方に頭を悩ませていたのが、今回が初挑戦となる留学生たち。友人同士相談し合いながら、試行錯誤しながら、でも着実に作り上げていきました。


そして、オリジナリティ溢れる十人十色なしめ飾りが完成。思い描いたイメージ通りのしめ飾りを手に、あちこちで写真を撮り合う様子が見られました。
日本を“文化”から知る
初体験となった学生はもちろん、昨年も参加したという学生も、全員が“自分らしい”しめ飾りを作れたことに大満足の様子。完成したしめ飾りをどこに飾ろうか、楽しそうに相談していました。留学生たちにとっては、「その国ならではの文化を知り、体験する」という“留学の醍醐味”を味わうことができたようです。
さまざまな国や地域から多くの留学生が学んでいる本学。学内では、『しめ飾り体験』をはじめ、留学生に日本の伝統文化に親しんでもらうためのイベント、また日本人学生と留学生、留学生同士が交流を図れるさまざまな国際交流イベントを実施しています。









