留学生と企業が直接対話する貴重な機会

12月17日(水)、神戸経済同友会ひとづくり委員会と連携し、留学生との交流会を開催。
この交流会は、留学生が日本企業への理解を深め、業界研究やキャリア形成に役立てることを目的としています。

企業向けセミナーの開催

交流会に先立ち、第一部では、本学の留学生就職ガイダンス等で講師を務めるユニ・ダイバース合同会社の香川愁吾氏、東亜総合事務所　行政書士の宮本斗児氏を講師に迎え、企業向けに「外国人雇用に関するセミナー」を実施しました。

本セミナーにはこれから外国人採用を始める予定の企業や、すでに外国人社員を雇用している企業28社と２つの自治体が参加。外国人雇用のメリットや課題、採用手続きの流れや法律上の注意点などが、実例も踏まえながら伝えられました。

参加した企業からは、就労在留資格の「高度専門職」に関する質問や、外国人向けの雇用契約書に関する質問、宗教・文化的背景による勤務上の配慮に関する質問があり、それぞれ専門的な見地に基づく回答を得ていました。

少人数制で充実した交流を実現

セミナーの後の第二部では、留学生採用に関心の高い企業と、日本での就職意欲の高い留学生の交流会を実施。「アジアビジネス人材育成プログラム」を履修している学生も含め61名の留学生が参加。出展企業は10社で、交流会の会場は終始、活気にあふれていました。
参加した留学生たちは、企業担当者の説明に熱心に耳を傾け、積極的に質問を投げかける姿が印象的でした。ざっくばらんな意見交換も行われ、有意義な時間となりました。

留学生の未来を支える取り組み

本学では、留学生が安心して学び、将来を描けるよう、キャリア形成をサポートする体制を整えています。就職ガイダンスや個別相談などを通じて、学生一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。

今後もこうした取り組みを継続し、学生のキャリア支援と地域企業との連携をさらに深めていきます。

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