2日間で表情が変化。『就職対策宿泊セミナー』で徹底的に学んだ“就活対策”

2日間で表情が変化。『就職対策宿泊セミナー』で徹底的に学んだ“就活対策”

公開日:2025年12月25日

就職対策宿泊セミナー1

この時期の恒例行事である『就職対策宿泊セミナー』を、11月29日(土)・30日(日)に実施。3年生23名が参加し、“就活対策漬け”の2日間を過ごしました。

2日間集中的に取り組む“就活対策”

早期選考を行う企業も増えている今。本セミナーは、教職員や企業の人事担当者から就活の進め方、自己PRやガクチカの考え方や作成、面接のポイントなどを、就職活動が本格化する前に集中的に学ぶもの。就活アドバイザーである4年生の内定者6名も参加し、自身の経験を踏まえたリアルなアドバイスで、就活に臨む3年生をサポートします。

『30秒自己紹介』で身につける時間感覚

教職員・就活アドバイザーの挨拶とガイダンスの後、この2日間で必ず達成したい目標を各々設定。その後、グループ内での自己紹介とグループワークを行いました。これにより、それまで会場を占めていた緊張感が和らぎ、メンバー同士の距離も一気に近づきます。
続いて、本セミナー恒例ともいえる壇上での『30秒自己紹介』。何を話すかは個人の自由。人前で話すのが苦手な学生は時間を余らせてしまったり、一方で30秒を大幅に超えてしまったり、なかには時間ぴったりに収めてくる学生も。この『30秒自己紹介』は、時間の感覚を体感するとともに、緊張のなかで自分をアピールするための良い経験になっています。

『採用担当者の本音』から学ぶ“就活”への向き合い方

本セミナーでは毎年、企業の採用担当者もお招きし、講義を実施しています。
今年度は、山陽電気鉄道株式会社経営統括本部リーダー・長谷川弘樹氏と、山陽バス株式会社管理部部長・後藤泰輔氏をお招きし、『採用担当の本音』をテーマにお話しいただきました。

就職対策宿泊セミナー2
就職対策宿泊セミナー3

最初に登壇した長谷川氏は、企業にとっての新卒採用の目的や採用したい人材、企業選びのポイント、採用選考の内容について説明。その後、自身の就活経験を振り返るとともに、『就職活動で大切だと思うこと』を紹介しました。続く後藤氏は、自身の就職活動の反省点や企業選びにおける3つのアプローチの仕方を紹介。また、採用担当者が『ガクチカ』を聞く理由を説明し、エントリーシートや面接への向き合い方についてアドバイスをしました。

企業の採用担当者による『公開模擬面接』で課題を知る

その後、実際におふたりが面接官となっての模擬面接を実施。

率先して手を挙げた学生2名に対し、定番の内容はもちろん、学生たちの答えをより深掘りした内容まで、さまざまな質問を投げかけた長谷川氏。緊張から言葉に詰まってしまってもすぐに立て直し、答えを導き出し、最後までしっかり対応していました。終了後のフィードバックでも、その対応力を評価された2人。そのうえで、実際の面接では自社についてより突っ込んだ内容の質問がされること、そのための準備をしておくことが大事、といったアドバイスをされました。

就職対策宿泊セミナー4

模擬面接は、見る側の学生たちにとっても気づきの多い取り組み。壇上の学生を自身に置き換えながら、頭のなかでイメージを膨らませるとともに、それぞれが現状の課題に気づく機会となっています。

『面接練習』を何度も繰り返し体得

面接は、何よりも回数を重ねることが大事。本セミナーでは、とにかく何度も何度も『面接練習』を繰り返していきます。

就職対策宿泊セミナー5
就職対策宿泊セミナー6

講義を行っていただいた企業の採用担当者に加え、教職員と就活アドバイザーが面接官役となり、入室から退室までの一連の流れを体験。学生たちは、その都度、細かいアドバイスを受けながら、2日間にわたり何度も何度も実践を積み重ねていきました。

就活の“リアル”を知る『就活アドバイザー・教職員との座談会』

また、初日の夕食前には『就活アドバイザー・教職員との座談会』も実施。
3年生たちにとっては、実際に就職活動を経験した先輩たちの言葉は、やはり一番響くもの。自分たちにとって未知の世界であるからこそ、経験者、それも歳の近い先輩の話はリアリティを持って心に落ちてきます。一方、教職員からは面接官サイドの視点でのアドバイスを受けることができるため、この座談会ではみな積極的に質問を重ねます。

就職対策宿泊セミナー7

3年生たちは、この機会を無駄にしないようにと、面接練習を経て感じた不安や今の自分の気がかりや疑問を、次々に質問。その前のめりな姿勢に真摯に向き合い、自身の経験から惜しみないアドバイスをする就活アドバイザーの面々。3年生だけでなく、4年生にとっても改めて就職活動を振り返ることができる、有意義な時間になりました。

ほかにも、SPIチャレンジテスト(非言語・言語)や、自己PR・ガクチカ作成、グループディスカッションなどを実施する本セミナー。就職活動における必要項目の対策に徹底的に向き合う2日間となりました。

全プログラムを終えると不安も払拭。表情に変化が

毎年、就職活動を終えた学生たちが「就職活動のスイッチが入るきっかけになった」と話す本セミナー。今回参加した3年生たちも、全プログラムを終えるころには表情や姿勢に変化が。自分の課題や取り組むべき準備が明確になったことで、スタート時に感じていた不安がずいぶん払拭されたようでした。

タイトなスケジュールにもかかわらず疲れた顔を見せず、すべてのプログラムに積極的に取り組み、 “就活対策漬け”の2日間を完走した3年生たち。この勢いのまま、これからの就職活動に臨みます。

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