「第三の学びの場」を地域に 第23回『神戸のまちの魅力を考える会』開催

「第三の学びの場」を地域に 第23回『神戸のまちの魅力を考える会』開催

公開日:2026年7月1日

神戸のまちの魅力を考える会1

6月16日(火)、こうべまちづくり会館において、本学教員が世話人を務める 第23回『神戸のまちの魅力を考える会』が開催されました。

商学部マーケティング学科新 雅史准教授がコーディーネーターを務めた今回は、一般社団法人神戸みらい学習室代表理事の佐々木 宏昌氏が「『コベカツ』時代の学びをデザインする」と題して講演。学校や家庭に加わる新たな学びの場としての地域の可能性について考えました。

一人ひとりに寄り添う学習支援

講演では、佐々木氏が代表を務める「神戸みらい学習塾」の活動をお話しいただきました。
同団体は、「すべての子どもに等しく教育の機会を」という理念のもと、神戸市職員の有志によって発足。経済的事情に加え、発達特性や不登校傾向など、多様な背景を持つ中学生を対象に、個々の事情に応じた学習支援を行っています。

神戸のまちの魅力を考える会2

なかでも、生徒と講師の条件や相性を踏まえた「最適マッチング」による指導が特徴的で、学習の継続と意欲向上を図る仕組みとして佐々木氏は説明。また、講師が自らの経験をもとに将来の選択肢を語るキャリアデザイン講座「夢ゼミ」や、外部模試の受験機会の提供など、学力向上と将来設計の両面から子どもたちを支える取り組みも紹介されました。

地域に生まれる「第三の学びの場」

さらに佐々木氏は、現場での実践をオンライン学習支援や地域型学習支援の拡充など行政の施策へとつなげてきた事例を示し、同様の学習支援団体のネットワークの広がりにも言及。
今後の展開として、2026年9月から本格始動予定の地域活動「KOBE◆KATSU(コベカツ)」の枠組みを活用し、「夢ゼミ」をより広く中学生たちに開いていく構想を示されました。

質疑応答では、活動を始めた動機や運営体制に加え、ボランティア講師の確保や「最適マッチング」などに関する多くの質問が寄せられ、有意義な時間となりました。

次回開催のお知らせ

第24回『神戸のまちの魅力を考える会』は、人間社会学部観光学科・山川拓也准教授がコーディネーターを務め、7月31日(金)に開催予定です。
当日は、交野おりひめ大学学長の井上哲也氏を迎え、観光資源としての「コミュニティ」をテーマに考えていきます。
引き続き、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

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