言葉だけに頼らず、相手を理解する。「公務員特別演習Ⅰ」で演劇ワークショップを実施

言葉だけに頼らず、相手を理解する。「公務員特別演習Ⅰ」で演劇ワークショップを実施

公開日:2026年10月30日

「公務員特別演習Ⅰ」で演劇ワークショップ1

1年生後期からスタートする「公務員試験対策プログラム」。
10月15日(木)、1年生が受講する「公務員特別演習Ⅰ」では、兵庫県立ピッコロ劇団の三坂賢二郎氏を講師に迎え、第1回演劇ワークショップを実施しました。

この取り組みは、公務員として求められるコミュニケーション力や表現力、協調性を養うことを目的としています。

動きをまねることで、相手に意識を向ける

ワークショップは、参加学生がオリジナルのポーズを取りながら自己紹介し、周囲の学生がその動きをまねる活動からスタートしました。続いて、隣の人の動きをコピーしながら順番に伝えていくワークにも挑戦。言葉だけでなく、身体の動きを通じて相手に意識を向ける体験を重ねました。

三坂氏は、相手の目を見ること、相手を大切に思うこと、そして自分の思いを相手に届けようとすることの重要性を説明。「コミュニケーションには必ず相手が必要です」と語り、伝える側だけでなく、受け取る側の意識も大切であることを伝えました。

伝えるだけでなく、相手が受け取ることを考える

その後は、ペアになって棒の両端を支え合うワークや、相手の手のひらの動きに合わせて顔を動かすワークを実施。相手の動きや状態を意識し続けることの難しさを体感しました。

「公務員特別演習Ⅰ」で演劇ワークショップ2
「公務員特別演習Ⅰ」で演劇ワークショップ3

うまくいかなくなる原因のひとつとして、相手への意識が薄れてしまうことを挙げた三坂氏。相手を思いやる姿勢がコミュニケーションの基本である、と説明しました。

仲間とひとつの表現をつくり上げる

最後は、グループごとに「掃除機」や「自転車」といったテーマに取り組み、一人ひとりが部品となって全員でひとつのものを表現するワーク。学生たちは、自分の考えだけで動くのではなく、仲間の動きや発想を受け止めながら、グループで表現をつくり上げていきました。

ワークショップの最後に、「話すことだけがコミュニケーションではありません」と語った三坂氏。相手が何をしたいのか、自分に何ができるのか。それを考えることが、コミュニケーションの第一歩、だと伝えました。参加した学生からも、「最初は緊張していてやりづらさもありましたが、徐々に緊張がほぐれ、面白いアイデアも出てきて楽しく取り組むことができました」といった感想が聞かれました。

相手の動きを見て、受け止め、自分の行動につなげる。
今回のワークショップは、言葉だけではないコミュニケーションのあり方と、相手を理解しようとする姿勢について考える機会となりました。

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