経営戦略コース/起業・事業承継コース/グローバル経営コース/会計コース

経営戦略コース/起業・事業承継コース/
グローバル経営コース/会計コース

最終更新日:2024年4月12日

公開日:2023年6月14日

経営戦略コース

どうすれば、仕事を通じて組織と自分の成長を実現できるか。

人も企業も目標を掲げ実現していくことで成長します。経営戦略とは企業が目標を達成するための方針と方法です。このコースでは、企業や組織の問題を解決し、目標達成のために、人と組織を成長させることができる人材を育成します。

戦略と組織のデザインとは

優れた企業経営を実現するためには、何が必要?

それは「戦略」と「組織」の双方を適切にデザインすることです。戦略がなければ、企業が掲げる目標の達成に向けて、何にどのように取り組むべきなのかを見失ってしまいます。また、必要な資源や能力、仕組みを備えた組織をつくらなければ、戦略をきちんと実行することが困難になります。さらに、組織がしっかりしていないと、新たな戦略が必要になったときに妙案が得られないことも考えられます。経営戦略コースでは、企業経営に関する多様な事例に触れながら、戦略と組織をデザインする力の獲得を目指します。

経営戦略コース

3年 川崎 大育さん
兵庫県立三田西陵高等学校出身

野球の独立リーグ球団の代表である父の影響で、経営に興味を持つようになりました。知識ゼロのところから経営について深く学ぶため、このコースを選択。授業では身近な企業やサービスを取り上げながら教えていただけるので、イメージが膨らみ、よく理解できます。「リスクマネジメント論」で学んだリスク管理の方法や「商品開発特別研究I」で学んだ差別化の重要性などを父と共有し、球団のイベントを一緒に考えることもあります。将来は野球と経営戦略の知識を掛け合わせて、人の心を動かすような仕事をしたいと考えています。

ピックアップ授業

経営戦略論A・B

経営戦略論A・B

具体事例を通して企業成長の考え方を学ぶ

企業が収益を上げたり、社会の中に存在し続けたりするために不可欠な「経営戦略」。会社の強み・弱みを把握した上で、どのようなビジネスに取り組むのか、ライバル企業といかに差別化しながら競争するか、目標設定はどこに定めるか…といったそれぞれのポイントを、企業の取り組みなども紹介しながら学んでいきます。

ストラテジック・マネジメント

ストラテジック・マネジメント

戦略を遂行するための経営行動を考える

優れた経営戦略を編み出したとしても、それを実行できる組織を伴わなければ成果につながりません。優良な経営を行う企業は、戦略づくりと組織づくりを合わせた「戦略経営(ストラテジック・マネジメント)」に取り組んでいます。この授業では、国内外の企業事例を交えて、戦略経営について具体的に学びます。

起業・事業承継コース

どうすれば、起業や事業承継を通じて自分の夢を実現できるか。

起業や事業承継を目指すために欠かせないリーダーシップ、経営に必要な組織運営・事業・会計の知識などを身につけます。実践的な学びを通じて、起業家精神を身につけ、真に起業できる人材を育成します。

起業・事業承継とは

好きなことをビジネスに、その始め方は?

自分の好きなことをビジネスにする、それはどうやって始めるのでしょうか?まずは自分の関心に気づき、それをどのようにビジネスのアイデアにするかを考えることから始まります。例えば、カフェを開きたいと思ったら、自分ならではのスタイルでお客さまに新しい体験を提供することが求められます。家業を継ぐ場合は、伝統を大切にしながら新しい技術やアイデアで事業を発展させることが重要です。このような夢や目標を実現するためには、経営の実践的な知識、リーダーシップやビジネスプラン策定などのスキルが必要となります。起業・事業承継コースで学ぶことにより、未来の経営者としての第一歩を踏み出すための準備が整います。

起業・事業承継コース

3年 宮本 朱華さん
私立神戸野田高等学校出身

私の夢は、より多くの保護犬を助けるために、ボランティアではなく“持続可能な保護犬事業”を立ち上げることです。このコースの魅力は、起業や経営、マーケティング、会計などについて幅広く学べること。「会社法」「リーダーシップ論」「消費者行動論」といった授業を受ける中で、アルバイト先の店舗や同業他社、他業種の企業などの経営について自分の意見を持てるまでになりました。授業での課題は、将来自分が立ち上げる事業をモデルにして考えるので、その時間が全て起業準備に。夢が着実に近づいていると感じます。

ピックアップ授業

会社法

会社法

法律面から株式会社の健全な企業運営を考える

経済活動の中心的な担い手である株式会社の組織と活動を法律の側面から理解し、健全な企業運営を実現するにはどうしたらよいかを学びます。特に株主vs債権者や株主vs経営者など、株式会社を巡る関係者間の利害の対立が法律上どのように調整されるのかを、株式会社制度の基本に照らして明らかにしていきます。

消費者行動論

消費者行動論

消費者の行動原理について学ぶ

私たちが普段消費者として生活をしたり、モノ・サービスを購買したりする際の心理や原理、行動プロセスなどについて科学的に分析します。この学びは起業して自社の商品やサービスを考える際にも欠かせない視点です。企業の価値や理念、イメージといったブランディングに関する取り組みへの理解も深まります。

グローバル経営コース

どうすれば、ビジネスで世界の国々に豊かな生活をもたらせるか。

国内企業であっても、グローバルな思考を欠かすことのできないのが現代のビジネス。グローバル経営に必要な制度や仕組みを学びながら、海外勤務や海外現地企業とのやり取りでも活躍できるよう世界的な視野で課題を解決することができる人材を育成します。

グローバル視点の学び

どうやってグローバル視点でビジネスを成長させるか。

世界が広い。空が高い。大局観を持ち、狭い一国の域ではなく、より広大な世界市場とグローバルな舞台でビジネスを成長させ、企業のバウンダリー(境界線)を次々と拡張させていきましょう。AI(人工知能)やICT(情報通信技術)の活用により、世界はより緊密につながっており、アップルやアマゾン、楽天やソフトバンクなどのグローバル企業は、時代の要請に適応し進化をしています。グローバル経営コースでは、グローバル視野で企業の経営戦略、研究開発、生産管理、流通マーケティング、海外進出などの総合的な知識を学び、身につけていきます。

グローバル経営コース

3年 西山 秀斗さん
私立大阪桐蔭高等学校出身

海外で商売をするにあたり、役立つ知識を学べています。一番印象に残っているのは、モチベーションの種類や上げ方についての授業。おかげで就職活動のモチベーションも高く保つことができ、海外物件も取り扱う不動産会社に内定。とはいえ、父の会社を継ぐか、まだ迷っているのが正直なところです。さらに、いつか自分の飲食店を持ちたいという夢もあります。どの道に進んでも、このコースで学んだことはきっと生かせるはずです。あと1年でより多くの知識を学び、可能性を広げていきたいです。

ピックアップ授業

現代ビジネス

国際マーケティング論

国際マーケティングの理論と実践

国際マーケティングの理論と現象を例示的に説明します。グローバル・マーケティング・リサーチ、グローバル・セグメンテーションとポジショニング、グローバル・マーケティング戦略、グローバル市場参入戦略の4つを中心に取り上げて理論紹介をしながら、イオンとイトーヨーカ堂の実際事例で国際マーケティングの様子を分かりやすく解説します。

グローバル競争論

グローバル競争論

グローバルな視点での斬新な学び

グローバルな視点から、さまざまな国々でのグローバル競争や組織と経営の過去・現在・未来の姿をやさしく紹介します。日々ひしめき合い、激しい国際競争を繰り広げる世界的な企業であるアップル、トヨタ、ファーウェイ等も登場し、国・産業・企業の3レベルから大局観を持ち、実カ・即戦力に備える知識・能カ・思考法を身につけ成長していきましょう。

会計コース

どうすれば、お金のプロとして企業を支えることができるか。

会計の仕組みや制度を学び、企業の経営状態を正しくとらえ、それを経営に生かすことができる人材を育成します。企業の経営や会計部門、金融機関で活躍する人材の育成をはじめ、会計の専門家としての独立も支援します。

会計コースとは

唐揚げ専門店が増えているのはなぜ?

最近、街で唐揚げ専門店をよく見掛けるようになりました。確かに唐揚げは人気のある料理ですが、なぜここまで店舗が急増しているのでしょうか? その理由の一つとして参入障壁の低さが挙げられます。需要の高い商品に絞り込むことで、少ない投資で効率的にもうけを生み出すことができるのです。ただし、参入障壁が低いということは競争相手も多く、そこで生き残るためには戦略的な資金管理が必要となってきます。会計コースでは、このように会社のもうけの仕組みをお金の視点で学習することができます。

会計コース

3年 森久保 芽実さん
私立神戸星城高等学校出身

部活動で読み聞かせや縁日の企画・運営を行ううちに、人を笑顔にするウエディングプランナーを志すようになりました。「経営管理論A」や「財務管理論」で学んだ、コストを抑えて利益を出すための知識や予算シミュレーションの方法を実践しています。それを繰り返すことで、確実に自分の力になっていると感じます。部活動で培った企画力、会計コースで得た知識、キャンパスウエディングや秘書検定で学んだホスピタリティで、皆さんを笑顔にするウエディングプランナーになりたいです。

ピックアップ授業

連結財務諸表論

財務管理論

資金面から企業経営を考える

企業にとって資金の問題は切っても切れません。資金の問題の一つはその調達方法で、企業にとって適切な資金調達がどのようなものかを学習します。資産運用についても、適切に行うためには運用手段や運用の合理的な基準に対する理解が必要です。現在の企業財務は複雑ですが、その考え方や仕組みの基礎を理解できるようになります。

財務情報の読み方

財務情報の読み方

会社の決算書を読み解けるようになる

貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の役割を理解した上で実際の財務諸表の数字をもとに、より直感的に大事なポイントを読み解く実践演習を行います。実践を通じ多くの事例に触れることで、その会社の状況だけでなく、強みや戦略まで読み解けるようになるため、就職活動にも生かすことが可能です。

資料請求

デジタルブック

ページトップ