データサイエンスコース/情報システムコース

データサイエンスコース/情報システムコース

最終更新日:2024年4月15日

公開日:2023年6月14日

データサイエンスコース

どうすれば経済データを駆使して高度な意思決定ができるか。

人の行動や社会、経済の動きなど、膨大なデータがあふれている現代社会。経済学の知識と、多様なデータを正しく扱う情報処理のスキルをもとに社会の動向、本質や問題点を見極める力を養い、経済情報を創造的に活用することができる人材を育成します。

データサイエンスとは

データサイエンスという分野が生まれてきたのはなぜ?

情報通信技術(ICT)の飛躍的な発展によってさまざまな取引を電子的な形態で行うことが可能になり、膨大な量の取引関連データを得ることも可能になりました。データサイエンスとは、これらのビッグデータを分析し、ビジネス現場の課題解決に活用することを目指すべく生まれてきた学問分野です。データサイエンティストを目指す方はデータの分析手法、データベースの整理と抽出方法、アルゴリズム、プログラミング、人工知能(AI)や機械学習といった技術をしっかり学ぶことが求められています。

データサイエンスコース

3年 山﨑 倫さん
私立神戸第一高等学校出身

高校の情報の先生から「優秀な教授が多い」と薦められたこと、そして経済学にも興味があったことから、流科大を志望しました。データを使って人間が意思決定をする過程を学ぶ「意思決定論」。情報処理で経済を導く「経済情報処理Ⅰ」。情報から派生するさまざまなことを学び、より知識が深まっています。現在は「国際経済論」が興味深く、経済新聞にも目を通すようになりました。将来は不動産業界への就職を志望。膨大なデータを扱うので、コースでの学びも生かせるはずです。

ピックアップ授業

経済情報処理Ⅰ

経済情報処理I

データを活用した経済分析を実施

経済をはじめ世の中のあらゆる動きは、データや資料にもとづいた分析をしたり、議論を行ったりすることが欠かせません。この授業ではパソコン教室でワープロ・表計算ソフトウェアの実習を行い、経済分析を行うための基礎となる情報処理能力の習得を目指します。効果的な情報伝達(プレゼンテーション)の手法も学びます。

シミュレーション

シミュレーション

コンピュータで社会・経済を分析

「もしも経済がこうなったら、この先どうなるんだろう?」など、現実には試すことのできないさまざまな社会現象や経済現象をコンピュータ上で条件を変えながらシミュレーションし、模擬的に描き出しながら分析や予測を行い、理解していきます。経済学的な思考のみならず、ITスキルも身につけることができます。

情報システムコース

どうすれば、情報システムを使いこなして社会を支えることができるか。

企業にとって欠かせないインフラとなっている情報システム。その運用によって、経営が大きく左右されることも珍しくありません。経済・経営の知識とともに情報技術を学ぶことで、情報を分析し、システムを構築することができる人材を育成します。

非代替性トークン(NFT)とは

デジタル作品に所有証明を付けて取引できるのはなぜ?

非代替性トークン(NFT)とは、ブロックチェーン(分散型台帳)上に記録することで、あるデジタル作品を所有していることを示す、偽造困難なデジタル所有証明書のことです。この技術が生まれたことにより、アートや音楽、コレクターアイテムなどを所有証明付きで取引することが可能になりました。今後、新たな経済圏・経済取引が生み出されることが期待されている一方で、法規制の遅れ、ハッキングによるNFTの搾取、詐欺などの課題も残されています。

情報システムコース

3年 山﨑 智也さん
香川県立三本松高等学校出身

情報とシステムをバランスよく学べるこのコースを選んだのは、就職に有利になると考えたからです。フィッシング詐欺の防ぎ方などを学び、情報リテラシーを高める「情報倫理」や、関数を活用して、重回帰分析やシミュレーションを学ぶ「オペレーションズ・リサーチ」は、実生活でも役に立っています。情報もシステムも、初心者には難しそうに感じる内容ですが、初歩から応用まで丁寧に教えていただけるので、大変分かりやすいです。将来は企業の情報システムに関連する部署で、企業の根幹を支える存在になりたいと考えています。

ピックアップ授業

情報ネットワークI・Ⅱ

情報ネットワークI・Ⅱ

情報社会のインフラを多面的に理解

私たちの生活の中にスマートフォンやインターネットが溶け込んでおり、もはや情報ネットワークは社会の中のインフラとしてなくてはならない存在です。「情報ネットワークⅠ」では、情報ネットワークの進展や仕組みを理解し、「情報ネットワークⅡ」では、情報ネットワークの正確性や安全性など技術について学びます。

プログラミングⅠ・Ⅱ、応用プログラミング

プログラミングⅠ・Ⅱ、
応用プログラミング

C言語やJavaをマスターする

私たちがパソコンやスマートフォンで日常的に使っているアプリやプログラムは、すべて誰かの手によって開発されています。これらの授業では、最も代表的なプログラミング言語であるC言語やさまざまな分野の開発で広く使われているJavaを題材に、勉強と演習を通じてプログラミングをマスターしていきます。

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