修士論文及び課題研究の成果の評価基準等
(2023年度以降入学生)
修士論文の評価基準
主査(指導教員)ならびに副査により実施される修士論文の論文審査における主な評価項目は次のとおりである。
- 問題意識が明確であり、理論の発展につながるような適切な課題設定がなされている。
- 引用文献が正しく記載されている。またその他、学術論文としての形式が整っている。
- 既存の研究成果が踏まえられ、既存見解と独自見解との区分が示されている。
- 記載された事実及び論理に誤りがない。
- 事実関係の評価や結論に至る論拠が示されている。
- 論理一貫性があり、主張点が明確に示されている。
- 調査報告は事実の報告にとどまらず、理論的または政策的含意が含まれているが見られる。
課題研究の成果の評価基準
主査(指導教員)ならびに副査により実施される課題研究の成果の審査における主な評価項目は次のとおりである。
- 課題研究のテーマが明確であり、そのテーマに基いて一貫した論理展開がなされている。
- 課題に関連する研究を適切に調査したうえで、課題研究内容に適した分析方法が用いられている。
- 記載された事実及び論理に誤りがない。
- 事実関係の評価や結論に至る論拠が示されている。
- 論理一貫性があり、主張点が明確に示されている。
- 課題報告は事実の報告にとどまらず、理論的または政策的含意が見られる。
修士論文 公聴会・口頭試問、及び課題研究の成果 口頭試問の評価
- 公聴会は、学内への情報開示を目的として開催するため、学位審査の評価対象とはしない。
- 最終試験(口頭試問)では、「修士論文の評価基準」に従って論文を評価する。