中島 孝子ゼミ(医療経済学)
最終更新日:2025年5月7日
公開日:2025年5月7日
ゼミの活動内容について
医療経済学ゼミでは、主に、医療経済または医療制度に関する基本的な文献を読んで、その内容を発表します。医療経済学の考え方や用語に慣れ、問題や自分自身の関心について探索することをめざしています。
これまでに研究演習1で使用した文献例
- 横山直人・佐々木司「安全な医療のための「働き方改革」」岩波書店 2019年
- 康永秀生「経済学を知らずに医療ができるか!?医療従事者のための医療経済学入門」金芳堂 2020年
- 中西康裕・今村知明「中堅どころが知っておきたい医療現場のお金の話」MCメディカ出版 2019年
- 大竹文雄・平井啓「医療現場の行動経済学」東洋経済新報社 2018年
- 河口洋行「医療の経済学(第3版)」日本評論社 2015年
過去の卒論テーマの例
- 下肢障害者とバリアフリーの齟齬
- 依存症と薬物の過剰摂取
- 近年の日本の自殺の現状と自殺への考え方
- フィットネスジムに行こうよ~社会全体の健康水準向上のために~
- 経済的調査と考察~たばこ、医師誘発需要、値引きとポイント~
- 夫婦ゲンカゲーム
- 女性医師の復職の問題
- 薬物と依存症
- がんの仕組みとその脅威
- 依存症
- 精神疾患及び年金について
- 高齢者について
- 暴力について
ゼミ活動で大切にしていること
ゼミでは、好奇心と疑問をもって、学生自身がみずから考え、考えたことを表現することを大切にしています。
医療経済学の分野では、様々な問題が扱われます。増加する医療費対策や制度改革といった社会的に関心の高い問題、医師と患者、医療機関と政府・保険者、保険者と患者などの間での情報の非対称性の問題、さらには、意志決定における不確実性の問題まで様々な問題があります。さらに国や地域が異なると考え方や制度が異なるため、問題意識も変わってきます。経済学の立場から、医療におけるさまざまな問題の所在を確かめ、解決する方法を探り、解決案を提示することを目標にゼミ活動を進めます。