1年生の前期授業 「気づきの教育プログラム」が実施されています

1年生の前期授業 「気づきの教育プログラム」が実施されています

公開日:2018年6月26日

企業で働く職業人との交流

「卒業生との交流」「地域に関わる職業人との交流」に続く、「職業人との交流」の第3弾として、さまざまな企業の方からお話を聞きました。

(※掲載しているのは一部講師です。学生たちは自分が興味のある講師4名を選んで聴講しました。)

「行政を国頼みにする時代は終わり。現場の問題を発見・抽出・解決できる人材を求めて」

明石市役所 政策局政策室 森岡計民氏

気づきの教育プログラム

森岡氏は明石市のめざすべき方向性として、「子どもの健やかな育ちで、みんなの元気を生み出す」ことをめざしたまちづくり戦略や、「明石市が今後5年間でめざす明石のトリプルスリー」について解説されました。
子育て支援に力を入れる明石市は、関西初となる第2子以降の保育料完全無償化や、全国初の離婚後の子ども養育支援、無戸籍者に対する支援制度などを実施しています。
明石市の人口、子どもの出生率は年々上昇している一方、新たな課題として待機児童の増加が問題となっていることにふれ、課題解決に向けた取り組みについて語られました。

また明石市職員採用試験に公務員試験対策が不要になった理由として、行政を国頼みにする時代は終わり、これからは現場で問題を発見、抽出し、解決できる素質が求められており、従来の試験方式ではそのような人材を得ることは難しいと考えたとお話しになりました。

森岡氏は明石市役所に勤務し始めてからご自身が経験してきた部署での職務内容や出来事、学んだこと、失敗談などを語り、将来公務員になりたいと考えている学生たちにとって、具体的な仕事内容を知る貴重な機会となりました。

「読んでもらえなければ空気と同じ。中身が面白ければ売れる」

株式会社KADOKAWA 関西ウォーカー編集部 篠原賢太郎氏

気づきの教育プログラム

篠原氏は「編集者の仕事とは~関西ウォーカーの場合~」をテーマに、関西ウォーカーの編集方針や雑誌メディアの現状、雑誌のメイキングについてなどを話されました。

関西ウォーカーの編集方針は①行動支援=アクションメディアであり、「読んで楽しい」ではなく「読者が実際に行動して楽しむ」ことを目的とした雑誌であること。②「本音とリアル」を追求し、流行を紹介するが流行を作ろうとはしない、本当にオススメすべきものを厳選した真実のみを掲載した内容であること。③「リージョナル誌」であり、関西の情報誌だからできることを関西在住の読者に向けて作っていると語りました。

世の中に散らばる魅力的なネタを集めて面白い企画を立てるという編集の仕事は、例えるなら、世界中から集めたさまざまな豆をブレンドして美味しいコーヒーを淹れるバリスタのようなもの。また雑誌を完成させる工程には、さまざまなプロが協力し合うことが必要で、プロたちを束ねる監督的なポジションが編集者とのこと。

心に残っている言葉は「読んでもらえなければ空気と同じ」と語り、店頭に並ぶさまざまな雑誌には、表紙の色、タレントの顔の位置や向きなど、手に取ってもらうためのさまざまな工夫が凝らされていると紹介しました。

雑誌ビジネスは売上的に厳しい状況が続いている一方、スクープを出した雑誌は以前と変わらず部数が売れることから、本当に面白い内容であれば売れる、読者にとって面白く便利なものであればこの先も生き残っていけると語りました。

「事業を広げることがお客様のメリットに。紙とデジタルの融合」

トッパン・フォームズ株式会社 神戸営業所 川野測久氏

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川野氏は印刷業界の特徴として、仕事は全てお客様に合わせた「オーダーメイド」であること、モノづくりに文系・理系は関係ないこと、あらゆる業界と関われることをあげられました。

トッパン・フォームズ(株)は印刷事業、商品事業、ICT事業の3方面へ仕事の幅を広げており、会社で使用する伝票やパンフレット・チラシといった紙媒体でのサービスのほか、ノベルティグッズ、WEBサイトなどそのサービスは多岐にわたり、さらには現在普及が進む最中であるRFIDの技術も取り扱っているとのこと。

紙とデジタルの融合を積極的に進めることで伝えられる情報を広げていることが、トッパン・フォームズ(株)の強みであると紹介し、事業を広げることはお客様に提供できるサービスが増えることで、お客様のメリットになると語りました。

学生から、お客様とのやりとりをする際に心掛けていることを質問された川野氏は「お客様のご要望にプラスアルファをつけるようにしている。喜んでもらえるような提案を持っていき、期待以上だと思ってもらえるように心掛けている」と答えられました。

「あって当たり前のモノを当たり前に流通。社会を裏から支る仕事」

株式会社あらた 岡山支店 販売部 林聖也氏

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(株)あらたは化粧品や石鹸類、衛生用品など、くらしに身近な日用品を卸売しています。 林氏は取り扱っている商品や取引先のメーカーについて、クイズ形式を交えながら紹介され、学生たちがよく知っている商品が出題されると教室が賑わいました。

卸売の仕事はメーカーから小売店への配送・取引をスムーズにする役割を担い、「あって当たり前のモノを当たり前に流通させる、人間の体で例えるなら血液であり、社会を裏から支えている仕事」と語りました。

営業の仕事には売上予算という目標があり、それを達成するにはさまざまな知識を駆使した提案、小売店とのコミュニケーションが必要で、季節や地域による商品の売れ行きの違いを把握し、状況に合わせた売り場のアレンジを提案することが必要とのことです。

セールス活動は売上を拡大することが目標ですが、最も重要なことは「取引先との信頼関係」であり、取引先の売場活性化が自社の売上拡大につながると語り、講義を締めくくりました。

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