コロナ禍から未来を見据えて。観光学科1年生にオンライン特別セミナーを実施

コロナ禍から未来を見据えて。観光学科1年生にオンライン特別セミナーを実施

公開日:2020年8月7日

オンライン特別セミナー

8月3日(月)、観光学科の1年生を対象としたオンライン特別セミナー『目指す進路の未来予想図〜観光関連産業からのメッセージ〜』を実施しました。

本学の観光学科に入学する学生は、将来の仕事を具体的に考えている、という特徴があります。今年入学した1年生も、8割以上が卒業後の仕事を具体的にイメージしている一方、新型コロナウイルス感染症の拡大により大きな打撃を受ける観光関連産業を目指すことに不安も感じている様子。
そこで、業界のリーダーと観光学科教員が観光関連産業の現状や今後について説明・情報をシェアし、学生の質問にも答える機会を、と教員自ら今回のセミナーを企画しました。

今回は、(株)近畿日本ツーリスト関西の代表取締役社長・三田周作氏、(株)ウエディングジョブ代表取締役・『The Professional Weddinng』編集長の石渡雅浩氏、神戸ポートピアホテル総支配人の伊藤剛氏に、旅行業界・ウェディング業界・ホテル業界のコロナ禍による影響、現状の取り組み、業界の今後についてお話しいただきました。

3名の講師からのメッセージ

オンライン特別セミナー

(株)近畿日本ツーリスト関西 代表取締役社長 三田周作氏

「観光は、自動車産業に匹敵する経済波及効果があり、今の日本の経済の仕組みにおいて切っても切れないもの。また、人間の根源的欲求になくてはならないものであり、生活を豊かにするためにかけがえのないものです。ぜひ、自信を持って、新しい観光産業のなかでチャレンジをしてもらえたらと思います」

オンライン特別セミナー

(株)ウエディングジョブ代表取締役
『The Professional Weddinng』編集長 石渡雅浩氏

「少子化で婚姻件数は右肩下がりに減少。今後はAIの進化によりビジネスの仕組みも大きく変わっていきます。しかし、どれだけテクノロジーが進化しても“共感”は人間にしかできないし、人間が生き続ける限り“お祝いごと”がなくなることはありません。皆さんには、将来も存在する仕事かどうか、を大事に仕事を選んでほしいと思います」

オンライン特別セミナー

神戸ポートピアホテル総支配人 伊藤剛氏

「この先1~2年は観光業界全体が厳しい状態だと思いますが、皆さんが卒業されるころには成長にシフトしていると考えられます。そのときまでに、できるだけ多くの人と知り合うことを心がけてください。学内外でさまざまな方々とコミュニケーションを取り、卒業後にはぜひ、観光業界、特にホテル業界に進んでもらえたら嬉しく思います」

3名のお話の後には、教員8名から各々の担当領域や本学での学びについても説明を行いました。講師や教員の話に、終始、真剣な眼差しで聞き入っていた学生たち。セミナー終了後は、質疑応答も兼ね、講師・教員・学生でのオンライン交流会も行いました。参加した学生からは、

  • 講師の方々の話を聞いて、コロナ禍で感じていた将来の夢への不安が取り除かれた
  • 観光業への就職は辞めようかと考えていたが、もう少し長期的に見てみようと思えた
  • より観光業に興味が持てた。新しい観光について学んで、一緒に取り組んでいきたい
  • 夢について考える時間がさらに増えた。夢を叶えられるよう4年間頑張りたい
  • 先生が質問に丁寧に答えてくれて、今やるべきことが明確になり、将来への不安が軽減した
  • 交流会で自分以外の人たちの話を聞けたことで視野が広がった

といった感想が聞かれました。

初めての取り組みではありましたが、参加した学生にとって、あらためて自分のキャリアについて考える有益な時間となったのではないでしょうか。
観光学科では、今後も学生に不安を払拭し意欲的に学んでもらえる取り組みを行っていく予定です。

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