『気づきのフィールド演習』に取り組んだ1年生。初年次プログラムも最終段階に
公開日:2024年7月12日
本学では、1年生は入学から半年間、『なりたい自分』を見つけるためのプログラムを通して、さまざまな経験を積み重ねていきます。
6月は、“気づき力”の向上を目的に、6日間にわたり『気づきのフィールド演習』に取り組んだ1年生。6月18日(火)・21日(金)にはフィールドワーク(実地調査)を、翌週には調査結果の発表を行いました。
新たな視点で能動的に臨む『フィールドワーク』
フィールドワークは、神戸近郊の6つの商業施設・ショッピングモールのなかから、各クラスごとに指定された場所で実施。本演習の1日目・2日目に、各クラス・グループごとに、自分たちの興味や関心、問題意識を明確化し、調査の目的と結果の仮説を設定。必要な情報収集などの準備を行い、3日目となるこの日の実地調査に臨みました。
現地を訪れた学生たちは、事前に考えた調査の目的と仮説をもとに、グループごとに施設内を観察・調査。それぞれが“気づいたこと”をメモしたり、写真に撮ったり。メンバーでコミュニケーションを取りながら、約90分かけて調査を行いました。
これまでの自分とは違う視点を意識しながら能動的にフィールドワークを行うことで、今まで気づかなかった施設の工夫や戦略を発見した1年生たち。新たな興味・関心や知識を得ることができた貴重な時間となりました。
調査結果をまとめた『ポスター作成』と『プレゼンテーション』
演習の4日目・5日目は、実地調査の結果をまとめたポスターの作成とクラス内でのプレゼンテーション。シンプルにわかりやすくまとめるグループもあれば、イラストを効果的に使うグループ、色をたくさん使ってカラフルに仕上げるグループなど、さまざま。出来上がったポスターからは、各グループの個性を垣間見ることができました。
本演習を締めくくる最終日には、他クラスの教室を回ってのポスター見学と、訪れた他クラスの学生たちへのプレゼンテーションを実施。自分たちとは違う視点での調査や結果にいくつも触れることで、また新たな“気づき”を得ることにつながります。
本演習の目的は、『多様な視点で物事を捉え、観察の楽しさと意義を学び、その経験を通して【気づき力】の向上を図る』こと。1年生たちは、今回の演習を通して得た“気づき力”を、今後の大学生活に生かしながら、自分自身の可能性や選択肢を広げていきます。