税理士試験2科目合格！ 『簿記会計プログラム』の受講を終えた学生の報告会を実施
公開日：2024年3月6日
多様な資格取得や試験へのサポート体制を整えている本学。そのひとつに『簿記会計プログラム』があります。
会計に関する上級の資格である、税理士科目と簿記1級の取得を目指す学生のための本プログラム。条件を満たし学内選考を通過するとプログラム生になることができます。学内では上級の講座は開講していないため、提携スクールの講座を受講。その受講料の補助と定期的な担当教員との面談で、合格へのサポートを行っています。
2月14日(水)には、プログラムの受講を終えた学生による報告会を実施。現在の状況、今後の進路と資格取得の計画などについて、担当教員や後輩学生に報告しました。
報告者の1人、熊崎基記さん（商学部経営学科4年）は、今夏に「税理士試験2科目」に合格。大学の講義で簿記を学んだ際に興味を持ち、税理士を目指すようになった熊崎さんは、勉強時間を確保するために本プログラムを受講。「税理士のなかで20代は0.6％。自分は絶対にそこに入ってやる」という気持ちをモチベーションに勉強を続け、合格を達成しました。
税理士試験は5科目あるため、現在も次の試験に向けて引き続き講座を受講中。卒業後は、アルバイト先である税理士法人への就職が決まっているそうですが、試験まではアルバイトとして勉強に専念できる環境を整えてもらっているといいます。「3年で税理士になるのが目標」という熊崎さん。最終的には、税理士として独立・開業を目指しているそうです。
プログラムに参加してみての感想
「一番は、勉強に集中できる環境が整ったこと。費用を捻出するためにはある程度の時間をアルバイトに割かなくてはならず、勉強時間も確保できないし、体力も削られてしまい、悪循環になってしまいます。でも、このプログラムのおかげで、良い環境を整えることができ、感謝していますし、そのおかげで合格することができました。こういった面談が複数回あるのも、いいプレッシャーになると思います」
参加を考える後輩へのメッセージ
「社会人になると勉強できる時間が限られるので、時間のある学生の間に多く科目合格することが、早く税理士になるための近道だと思います。私自身、税理士試験2科目の試験の1年半前は、簿記3級に40点前後で落ちるほどの実力しかありませんでしたが、最後まで諦めなかったため合格できたと思っています。これから挑戦する皆さんにも、最後まで頑張ってほしいと思います」
