夏の風物詩“浴衣”と“七夕”で心をつなぐ。7月の『国際交流イベント』を開催
公開日:2024年7月18日
本学では、留学生と日本人学生との交流機会を創出し、留学生に日本の文化に親しんでもらうため、定期的に『国際交流イベント』を開催しています。
7月3日(水)には、『浴衣着付け教室』と『七夕イベント』の2本立てで開催。夏の到来を感じさせる今回のイベントは、学生たちにとって忘れられない体験となりました。
浴衣着付け教室
本学同窓会「有朋会」が在学生支援の一環として企画し、呉服店を営む卒業生の協力により実現したこの『浴衣着付け教室』。日本人学生・留学生合わせて20名が参加しました。
講師の方から、浴衣の基礎知識や着付けの心得など、日本の伝統衣装の魅力を学んだ後、それぞれが自分の気に入った帯と浴衣を選びました。色とりどりの浴衣を前に、頭を悩ませながらも、不思議とそれぞれが自分に似合うものを選んでいた参加学生たち。そして、講師の方に教わりながら、着付けを体験。次々と華やかな浴衣姿へと変身し、学内は“日本の夏”の雰囲気に包まれました。
多くの留学生にとっては、初めての浴衣。その独特な着心地や美しさに感動したようで、スマホを片手に、あちこちで撮影を楽しむ姿が見られました。これまでは雨に見舞われることが多かった浴衣の着付け教室。今回は、梅雨の季節にもかかわらず晴天に恵まれ、学生たちは存分に撮影を楽しむことができました。
参加した留学生の一人は、「初めて浴衣を着る経験ができて、とても嬉しかったです。友人と一緒に楽しい時間を過ごせました」と、笑顔で語ってくれました。
七夕イベント
一方、 RYUKA留学生クラブの学生が中心となって開催した『七夕イベント』。こちらは、日本人学生・留学生合わせて30名が参加しました。
日本の七夕を体験するプログラムを用意したこのイベント。日本人学生が七夕の由来や意味を留学生に説明した後、一緒に短冊に願い事を書き、それぞれの思いが込められた短冊を笹に飾りました。
その後、折り紙や画用紙を使った手作り扇子のワークショップも実施。留学生たちは日本の伝統的な扇子作りに興味津々の様子。夏らしさを感じるスイカ柄の扇子作りに真剣に取り組み、出来上がった作品を手に笑顔を浮かべていました。
留学生にとっては日本の伝統文化に触れる貴重な機会に、また日本人学生にとっても異文化交流の素晴らしさを再確認する場となった、今回の『国際交流イベント』。今後も、日本の文化に親しむことができるイベントを多数開催していく予定です。
さまざまな国と地域の留学生が学ぶ本学では、日本人学生と留学生が交流できるイベントが充実。学生生活を通して、さまざまな国の文化や風習に触れることで、異文化理解を深め、国際感覚を養っています。
イベントに参加した留学生のコメント
- 七夕という日本の行事に参加するのは初めてで、とても興味深かったです
- 日本人学生と一緒に扇子を作ることで、会話が弾んで仲良くなることができました
- 自分で作った扇子を持ち帰ることができるので、とても満足。これからの暑い夏に大活躍しそうです