本学教員6名が世話人を務める『神戸の街の魅力を考える会』の第4回を開催
公開日:2024年9月5日
商学部マーケティング学科・長坂泰之教授が世話人を務める『神戸のまちの魅力を考える会(主催/流通科学大学、共催/神戸市)』の第4回が、8月2日(金)に開催されました。
この会は、今年3月まで計200回開催されてきた『神戸商業を考える会』を引き継ぐ形で、今年度から長坂教授を筆頭に本学教員6名が世話人となりスタートしたもの。商業だけでない神戸のまちの魅力を考えながら、商業エリアを含むまちの価値向上を目指しています。
この日は、神戸六甲鉄道株式会社 代表取締役・川邉直哉氏を講師に迎え、『六甲山の観光資源と「六甲ケーブル」のマーケティング戦略』についてお話しいただきました。同社は、六甲山観光株式会社の会社分割により、今年4月に誕生した運輸事業会社。今回は、六甲山上に点在する観光資源と山上へのアクセスを担う六甲ケーブルの関係性、今後の両者の連携の可能性および課題等について、主にマーケティングの観点から紹介。そのうえで、六甲山事業の魅力と六甲山そのものやその他のステークホルダーによる実施事業といかにシナジー効果を出していくのか、そのプランについてもお話しいただきました。
また今回、冒頭で受講者に投げかけていた『①六甲山来山促進 ②六甲ケーブルの利用促進 ③山上回遊』についてのアイデア。この日参加した約30名が、思い思いのアイデアを書き込んだポストイットを、最後に川邉氏にプレゼントしました。
次回は、世話人の一人である人間社会学部観光学科・山川拓也准教授がコーディネーターとなり、『ローカル商店街×観光資源と考える』をテーマに開催されます。