長坂ゼミの学生も取り組みを発表。2025年度『神戸のまちの魅力を考える会』開催
公開日:2025年5月21日
商業だけでない神戸のまちの魅力を考えながら、商業エリアを含むまちの価値向上を目指す『神戸のまちの魅力を考える会(主催/流通科学大学、共催/神戸市)』。
同会は、2023年3月まで計200回開催されてきた『神戸商業を考える会』を引き継ぐ形で、2024年度からスタートしたもの。商学部マーケティング学科・長坂泰之教授を筆頭に、現在、本学教員5名が世話人を務めています。
5月12日(月)、長坂教授をコーディネーターに開催した第13回。ゲストには、6カ所のシェアキッチンを運営する株式会社ヒトトバ 代表取締役・榎本康宏氏、シェアキッチン KIKKAKE PLACEを運営する株式会社スクリーフ 代表取締役・光山和弥氏(流通科学大学卒業生)の2名を迎え、『シェアキッチンと学生のコラボ、そしてシェアキッチンの様々な可能性』をテーマに、シェアキッチンを通じた地域価値の創造と人材育成の可能性などについて考えました。
まず榎本氏から、シェアキッチンに対する思いや目的、事業概要、出店者の成功のポイントについて説明。続いて、光山氏が地域活性化の取り組みや大学とのコラボについて紹介しました。この日は、長坂ゼミの学生13名も参加。そのなかの6名が3チームに分かれ、今年3月に実施したシェアキッチンでのカフェ経営について発表。さまざまな質問が寄せられるとともに、高い評価をいただきました。
第14回は商学部マーケティング学科・新 雅史准教授がコーディネーターとなり、6月10日(火)に開催されます。
ゼミ生の感想
- みんなで取り組んだカフェ経営について、多くの方に聞いていただけたことがとても嬉しかったです。普段なかなか得られない貴重な機会だったと感じています
- さまざまな業界・肩書の方々が集まる場での発表は緊張感もあり、とても良い経験になりました
- シェアキッチンに興味を持つ方々が集まっていたこともあり、これまで『珍しいもの』として捉えていたシェアキッチンにより深い可能性を感じ、自分のなかで考えが広がる良い機会となりました
- おふたりのお話を聞いているなかで、そんな考え方、着眼点、経営方法があるのだな、と自分なりの新しい発見がありました
- 社会人の皆さまがどのようにコミュニケーションをとって、どのように縁を繋げているのかを観察できてすごく面白かったです。学生とは違う、大人の世界が見られました