授業では聞けない貴重な話も。今年度も『公務員ランチ相談会』を実施
公開日:2025年9月4日
本学には、公務員を目指す学生のための【公務員試験対策プログラム】があります。現職の自治体職員の講義やディスカッションなどを含め、さまざまな面から学びを深めています。
また、プログラム受講者以外でも、公務員に興味のある学生が気軽に参加できる『公務員ランチ相談会』を、昨年度より実施。お昼休みにランチをしながら、ざっくばらんに質問をしたり、授業では聞けない話を聞いたりすることができる場を設けています。
第1回 警察編
5月9日(金)、『公務員特別演習Ⅳ(公安職)』で外部講師として講義された兵庫県警の警察官の方を招き、今年度『第1回公務員ランチ相談会』を実施。警察を志望する学生4名が参加しました。
ランチをしながらの交流とあって、『今、聞きたいこと』を積極的に質問していた学生たち。なかには、「ビビりな性格だが大丈夫か」「一次試験をクリアできるかどうか」と不安を口にする学生も。そのひとつひとつに、真摯に向き合い、アドバイスを伝える警察官の方の言葉に、学生たちも安心した様子でした。
現場で活躍されている方に直接お話を聞くことができるとあって、前のめりに質問していた学生たち。限られた時間ではありましたが、今の自分に必要な情報に触れることができ、有意義な時間となったようです。
第2回 行政編
5月16日(金) 、『第2回公務員ランチ相談会』を実施。2限の『公務員特別演習Ⅱ』、3限の『公務員特別演習Ⅳ(行政職)』で講義を行った猪名川町役場の方をゲストにお迎えしました。
この日は、行政職を希望している学生6名が参加。講義後に参加した学生、これから講義を受ける学生など6名が参加。最初は少し緊張気味でしたが、猪名川町役場の方が積極的にコミュニケーションを取ってくださったおかげで、気持ちがほぐれていった様子の学生たち。休暇取得の実態や女性の働きやすさ、一般企業を受けるメリットなどについてのお話に真剣に耳を傾けていました。
一方、学生たちからは「面接でどうしても表情が強張ってしまう。どうしたらよいか」「なぜ公務員になろうと思ったのか」「大変なことややりがい」「経験のない新しい部署に配属された際にはどうやって勉強をしているのか」といった質問が。そのひとつひとつに、体験談を交えながら答えていただきました。
通常の授業と比べて、ぐっと近い距離感のランチ会。だからこその率直なお話を、行政の方から直接聞けたことで、就職活動や将来のイメージを具体的に描くことができたようです。
今後も、自衛隊の方をゲストに招き、ランチ相談会を実施していく予定です。
第3回 自衛隊編
7月4日(金)、第3回となる公務員ランチ相談会を実施。今回は3名の現役自衛官の方々をお招きし、自衛隊での職務について理解を深めました。
参加した学生は、就職活動で陸上自衛隊を受けた4年生から、まだ何の情報も知識もない1年生まで、さまざま。それぞれが今一番気になること、これからに向けて聞いておきたいことなどを、ざっくばらんに質問していました。
この日は、海上自衛隊で飛行機の整備をされている自衛官の女性がいたことから、自衛隊と一言に言っても数多くの職種があること、だからこそ自分に適した仕事を見つけることもできる、と説明を受けた学生たち。加えて、陸上・海上・航空それぞれの仕事内容や特徴などについてもお話しを聞きました。
この日のランチ会は、笑い声が響くなど、終始和やかな雰囲気で進み、学生たちも気負わず気楽に質問をすることができた様子。現場を知る方々からのリアルなお話は、これから就職活動に臨む学生にとっても、これから進路を決めていく学生にとっても、貴重な情報となりました。